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雑記

クリエイターへの憧れ

なぜ自分は、アニメ業界に進むことを諦めたのだろうかと自問するときが未だにあります。なぜ、ゲームクリエイターを目指さなかったのだろう、なぜ、音楽を途中でやめたのだろう、とも。

好きなアニメは、人生何度分もの感動を与えてくれます。ゲームだって、日常からはかけ離れた驚きと興奮をいつも与えてくれます。子供の頃から何度、それらに支えられてきたかわかりません。

普段からルーチンの連続で固定化された脳に対して、刺激を与えてくれる数少ない存在です。それらがあったから、生きてこれたし、日常に価値を見出せるようになったのです。

例えばジブリは、エヴァは、セガは、任天堂は、偉大です。もはや僕の人生は、それら無しでは語ることができません。世界に与えた影響も、同時代を生きて見届けることができたことが幸福だと思えるほどです。こんなに多くの人を幸せにする仕事、そう多くはありません。

テクノロジー企業をやっていて、果たして自分はその域に到達できるだろうかと、考えることがあります。ブロックチェーン、仮想通貨なんてやっていては、到底無理なのではないかと思ってしまいます。かつて自分が見たほどの感動を作り出すことなんて、できるのでしょうか。
仮想通貨に関わる技術や思想は、人知れず世の中を良い方向に変えるといまでも強く信じていますが、エンターテイメント産業のように陽の当たる形で作品が世に出るわけではないので、直接的に自分たちがやりがいを感じる方法は限られています。だから嫌だなど思うはずもないのですが、単純に、あの感動に匹敵し、超えるような創造を自分たちができるのだろうかと考え出しても、それを検証する方法が存在しないことに不安を覚えてしまうのです。

まぁ、こんなことを考えても仕方がないことです。だからといって、評価がわかりやすいアニメ業界に転向するなんて展開があるわけないのです。やりたい事と、適した事は違うとは言いますが、確かにそうかも知れないとようやく実感してきた所です。

誰かに価値を感じてもらえるように、何より、自分自身が自らの行いに価値を見出せるように、この先もこのまま進むしか選択肢はないのです。残された道は、人生のクリエイターになって、最高のエンターテイメントを自分自身のためだけに提供することだと思っています。その過程で、結果的に多くの人に影響を与えることができたり、そこまで大それたことではなくても、何らかのプラスの価値、影響を残ることができれば、幸福の極みです。

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