マウントゴックス CEO の逮捕のニュースに、続報が出ました。
仮想通貨ビットコインを巡る事件で、コイン取引所運営会社の最高経営責任者(CEO)マルク・カルプレス容疑者(30)=私電磁的記録不正作出・同供用容疑で逮捕=が、顧客の預かり金3億円超を流用した疑いが強まったとして、警視庁は21日、業務上横領容疑で再逮捕する。
顧客からの預入金を使っていた、ということです。ビットコインだけではなく、現金が消滅した背景がわかってきました。
お金はどこへ消えたのか?
警視庁は、カルプレス容疑者がこのうち約3億1500万円を都内のソフト関連会社の事業買収に、残りの約600万円を自身の高級ベッドの購入に使ったとみている。この口座ではマウント・ゴックスの資金と顧客から預かった現金が区別されず管理されていたが、同社は13年8月時点で債務超過に陥っていたことから、警視庁は、口座から流出した3億円超は顧客の現金だったと判断した。
会社が債務超過の状態で600万円のベッドを買うあたり、さすがです。
どんどん追求が進んでいるようです。
マグカップはこれか!
以前、逮捕報道を受けてこちらの記事を書きました。
その中で、「マグカップ作ってる場合じゃねーよ!」と、記事を引用していました。
マグカップを作るために使われたお金が、顧客のお金だったというわけです。
うち約3億1500万円は、東京都のソフト関連会社から立体CGソフトの開発・販売権などを買い取った代金に充てられていた。カルプレス容疑者は当時、ソフト会社「シェイド3D」を設立しており、買い取った権利でソフト開発を計画していたという。
引き続き、事件の実態が解明され、ビットコインそのものの問題では無かったことが広く知れ渡ることを願っています。