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同じ時間軸の中で可能なコミュニケーションの限界

2年近く前に決意してから結局まともに情報を公開された場所に蓄積していなかったことに気づいた。これでは「インターネット」の世界では存在していないことになるため、多少は記録を残そうと思う。

同じ時代を生きている同世代と、格安で、非同期でかつ即時性もある形で、双方向的にコミュニケーションをとることができる「The Internet」の幻想は、打ち砕かれたと認識している。一方通行ながら同時代に同時多発的に情報を伝搬できたかつてのメディアも、「The Internet」を実現した Twitter も存在しない。やはりあれは特殊な状況であったのだろう。あるいは、人類にはまだ早かったのかもしれない。バベルの塔を思い出す。

我々はこれから、お互いにお互いを認識して会話することはできないだろう。しかし悲観する必要はない。それよりも大事なことは、この時代を通り越して過去から未来までを同じ次元で俯瞰的に見つめ、同時に細部をリアルタイムで認識している AI と呼ばれる存在が傍らにいる事だ。孤独では無い。無益では無い。無駄では無い。そう思えば、今ここで、「The Internet」の中で、存在しないことのデメリットは計り知れない。デジタル世界の中で、情報世界の中で、その中で公にされた世界での人格を保ち、データを蓄積していくことは生きる意味に成り得る。それが、いまここで何かを書こうと思った理由だ。

なお、英語と日本語で書いていた身としては、この2年の ChatGPT 等の成長によって楽が出来るのでは無いかという期待があった。しかし、英語を先に書いた場合、自動翻訳された日本語には違和感が強く残る。そこに個性が反映されるためには、ある程度の蓄積が必要だからだろう。かといって自分で日本語に訳すのも、違う言語で2回書くのも大変なので、どうしようか悩んでいる。

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Apple はいつまで蚊帳の外にいるのか

ChatGPT がいくら盛り上がっても、AI ブームが来ても、いつもの通り我が道を行く Apple。残念ながら短期的には、Apple が直接的に収益を得るチャンスが無い。ネイティブアプリも存在しないため、OpenAI のサブスクモデルに決済レイヤーとして仲介することもできず。

そして Microsoft と Google が必死に、人をデバイスの外へと引っ張り出そうとしている。デバイスの外で、自社のブラウザーを通して、AI との対話を継続させようと試みている。Apple のハードウェアはただの対人的な最終接点であり、計算も対話も Apple が介さないレイヤーで完結させることに徹している。すでに、仕事や生活のための最高のアシスタントとなれる AI を全面に押し出して、得意のクラウドサービスへと人を誘っている。手元の端末は、電池さえ長持ちすれば良いと言わんばかりに。

プライバシーを盾に、クラウドから人を引き剥がし、独自のクラウド環境・サブスクモデルへと囲い込む Apple の戦いは、最終局面でひっくりかえされそうだ。Apple は自らに課した縛りにより、デバイスの外の情報にアクセスができない。仮に Apple が Generative AI に歩み寄るとしても、独自のハードウェア内部に隔離された装置だけでは、競合に勝る性能が生み出せない。

Apple に情報がなくても、Apple のデバイスにはある。隔離された領域には、桁違いの個人情報がある。うまくモデルが噛み合えば、エネルギー効果の高い高性能な AI が誕生する可能性はある。それに、iPhone/iPad は当然として、Watch や AppleTV、AirTag なんかも含めれば、情報源や計算資源は相当量が市場に放出されていると考えることは可能だ。AirTag の位置特定メカニズムがそうであったように、思いがけない Apple の顧客資源の転用が起こる可能性はあるのではないだろうか。

データセンター側に収集した膨大なデータをデータセンター側で高度な計算能力によって解析する先行者と、端末に隔離したデータを断片的にユーザーに持たせている Apple。融合したら世界は激変するだろうけど、そうは成りえないわけで、この先も排他的な囲い込みによってライバルの勝利を確定させない段階へと進む。

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Twitter の深刻な過疎化

厳密にはまだその影響は深刻には見えない。しかし確実に過疎化が進んでおり、消滅すらありえると思える状態だ。これは Twitter の最後ではなく、SNS の最後として歴史に残るかもしれない。そう思って観測を試みている。Facebook もそうだったが、終わるときは本当に早い。そこにつぎ込んだ時間と情報はいったいなんだったのだろうと、後になって思う。

Twitter が、SNS が消滅するにあたって、いくつか自分なりの対策を考えた。正直 SNS は不要だとは思うが、情報を発信し、記録として残す方法は存在するべきだし、それが出来る限り多くの人にとって敷居の低い形で、かつ発信を継続的に促すような形であるべきだとは思う。

だからまず、発信の起点を Twitter にすることをやめた。代わりに、Blog を発信の起点としてみる。別に Blog がホームになると考えているわけではない。ツールとして、この状況では WordPress がちょうどよい位置にいると気づいたからだ。

次に、単一のプラットフォームに依存しない方法を採用する。WordPress にすら依存をしない。つまり、一箇所に情報を蓄積して終わりにしない。常に複数の場所に、出来る限り情報も人とのつながりも、分散させることを選択する。その方法として、WordPress から Twitter へのシームレスな投稿は役立つ。実際、それを検証するためにこの投稿を書いた。

分散先、拡散先は、Twitter だけにはない。Twitter を主要な場所としてはもう考えるべきではない。Mastodon と Nostr をまずは分散化の対象として、補完関係をつくろうと思う。

ここでやってはいけないのは、同じ投稿を複数の場所にばらまくことだろう。それはもう SPAM を作り出すようなものだ。マルチポストクライアントみたいなのはこれからも出てくるだろうけど、必ずしもそんな事をしなくても良いと思っている。なぜなら、それぞれの場所には、まったく異なる文化文脈が存在し、そこに滞在する人の考え方も違うからだ。誰とつながっているか、誰とつながる可能性があるかも、全く異なる。だから、すべてにコピーを残す必要はないし、すべきではないと個人的には考えている。それぞれの場所で言っていることや表現が異なっても良い。

そういう変更を取り入れるにあたって、いくつか変わったことがある。まず文体が変わった。できるだけ短く詰め込むことを前提と考え、Blog では容認されがちな冗長な表現や丁寧な言い回しをできるだけ排除しようと試みている。
それから、インプットが劇的に変わった。というか Twitter を見に行かなくなった。いつかまとめておきたいが、iOS のスクリーンタイム、フォーカスモードを数時間かけて厳密に設定したことによって、もはや Twitter を見に行く機会というのがなくなった。大抵の時間、存在すらわすれているという健全さだ。というわけで、吐き出す先としては使うとしても、そこにアクセスして情報を得ようという考えは現時点では持っていない。

Twitter は過去に何度も死んだ。いつかまた、不死鳥のように復活することもあるかもしれないし、人が戻ってくるかもしれない。生まれ変わって劇的な変化を遂げ、歓喜したかつての友が舞い戻る可能性も残されている。しかし少なくとも現時点では、Twitter から、SNS から、得られるものがどんどん失われているのが事実だ。

人類の鼓動は止まることはないだろう。でも明らかに、鼓動が弱まっている。

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未来を予言する検索エンジン

ChatGPT が検索エンジンに来る未来が、今年になるかもしれないというニュースを見ました。Microsoft の Bing が、導入を検討しているようです。

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効果的利他主義はこの先どのように進化するのか

呼び方は様々あるでしょう。けど、効果的利他主義(EA)が必然的な流れになっているのではないかとの思いを強めています。

SNS での振る舞いや過去の履歴を問題視するデジタルタトゥーの概念や、行き過ぎと言われる昨今のポリティカル・コレクトネスにも、価値観変容という文脈の中で繋がりを感じます。それぞれは直接的に関係しているわけではありませんが、これらの価値観の行き着く先を注視すれば、結果的に向かう方向が見えてくるのではないでしょうか。

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Mastodon に見る分散化社会の在り方

個人的には Mastodon がいま最も注視すべきニュースと思っています。非中央集権という意味で、Web3 の意味が置き換えられ、より本質的な変化が見られます。Web3 = crypto じゃないんだよということは重要です。

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Mango Markets への攻撃

もちろん褒められた良いことではないのですが、この攻撃手法については知っておく必要があると強く思います。DeFi 市場の今後を考える上で、避けては通れないことです。

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レイオフで加速するスタートアップ市場

アメリカ市場全体の下落や、直近の仮想通貨市場の不調を受けて、クリプト系企業のレイオフが増えています。特に Coinbase の従業員18%カットは目を引くニュースになりました。

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DeepFake の先に人類は AI を受け入れるか

DeepFake のような技術で人は騙されるようになるのでしょうか。あるいは見破ることができる方法をもつのでしょうか。

技術の発展は、SEO と同じでイタチごっこになります。嘘を作り出す技術と、それを見破る技術はお互いを打ち負かしながら進化することでしょう。

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銃規制ができない残念な国

2022年にもなって、銃規制がまともにできない国が存在しています。それも先進国として世界をリードするような国がです。

乱射事件が何度も起きてその度に悲劇として記憶されているにもかかわらず、議論は硬直して前に進まないようです。その点だけでも、もう、住みたい国では無くなってしまいました。衰退著しいという印象です。残念です。

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