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雑記

I Am Rich で思い出すアプリマーケットバブル

NFT がバブルだと言われていますが、そんなときに懐かしい画像を見ました。この10年が走馬灯のように蘇りました。

これは、iOS アプリを作ればどんどん売れて開発者がたくさん儲かった古き良きアプリバブル時代、あるいはアプリ戦国時代の記憶です。安くたくさん売ってランキング上位に入るのか、高く限られた数を売るのかというせめぎ合いがあり、多くの開発者が活躍していました。結局その葛藤は、無料でリリースしてランキング上位を締め、広告で儲けるというモデルに駆逐されていくことになりました。よってランキングは廃止されましたし、サブスクリプションモデルによる健全な?ビジネスモデルが主軸となって現在に至ります。

そんな今となってはなつかしいアプリランキングを騒がせたのが、画像のアプリでした。このアプリは、何もしません。ただ輝く画面が表示されるだけのアプリです。ですが、価格は上限の価格です。つまり、こんなアプリをさくっと買えるほどにお金持ちだという証明として機能するわけです。作者の意図は、そういったお金持ちの証明書でした。これが天才的アイデアなのか、間違えて買う人を期待した問題作なのか、散々議論を呼びました。天才なのか有害なのか話題を集め、結果としてアプリストアから排除されて終りを迎えました。間違えて買う人がいて問題にもなったようです。

切り取って瞬間を比べれば、たしかにこれは NFT の現状にリンクします。NFT の場合は、さらにブロックチェーンをつかって、購入者のステータスを嘘偽り無く証明します。NFT はそんな意図のためだけに存在するものではありませんが、副次的に、持っているひとはお金持ちでセンスも鋭いという証明になり得ます。価格が高騰する今の状況は、たしかに当時のアプリストアの盛り上がりに似通っている側面があるかもしれません。

NFT が話題だと個人的にはじめて感じたのは、Instagram に NFT とハッシュタグをつけて投稿をしたときです。瞬時に、Like とコメントが殺到しました。間違いなく自動化された動きでした。それらのアカウントのうちいくつかこの先も生き残るのか知りませんが、フォロワー集めなのか詐欺的な目的なのか、人知を超えた速度でアテンションの奪い合いをしている様子が伺えました。いつまでこの勢いが続くのでしょうか。

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