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雑記

金融機関による制限の痛み

ビットコイン、そしてそこから派生した Ethereum を母体として発生した DeFi などは、金融システムを民主化し、非中央集権分散化による自由を民衆に与えると言われています。果たしてそれが本当に良いことなのか、どれぐらい生活にプラスの意味があるのか、あえて現状の痛みを思い出すことで強調したいと思います。

まず大前提として、普通に生活する上では、現状の金融システムでも際立った不便は感じないと理解すべきです。普通とは、会社から給料を振り込まれ、税金を支払い、残りで支払いをすませる生活です。なぜなら金融機関としても、大半の利用シナリオにそったような顧客に対しては、特別違った対応をする必要もなく、リスクを想定する必要もなく、粛々と金融サービスを提供できるからです。

既存の金融システムで不便を感じ、問題に直面するのは、大きな資金の移動を頻繁にする人や、国または通貨をまたいだ資金の受け渡しが多い人達です。加えて、自国の通貨、日本であれば円建ての資産の管理に不安や不満を持つ人達です。
そういう人は、おそらく日常的に不満を感じています。不満というか、危機感にも近い問題意識を持っています。

例えば僕自身の経験で言えば、銀行での資金移動がなぜか止められて問い合わせをしなければならないことがありました。本人確認のために電話で話さないといけないのですが、電話がかかってこないのです。何度も問い合わせても、電話をしたけれど繋がりませんでしたのメールが数日続いて届いただけでした。どこに電話していたのかわかりませんが、電話はなりませんでしたし、着信履歴もありませんでした。諦めず問い合わせを繰り返し、やっと着信があっても、取れなければ終わりです。留守電には改めますのメッセージが残っているだけです。こちらか折り返しても、ちゃんと着信を取らないと通話できないというアナウンスが流れるだけでした。なんでこちらから電話をするオプションが無いのか、未だにわかりません。

このように資金移動を阻止した状態が、どれほど顧客に影響しているのか、銀行側は理解していないのかもしれません。。国際的にも監視を強化する流れであることは理解しますし、ちゃんとした仕事をしているつもりなのだと思います。善意での行動ともとることができます。でもそれならもっと、アグレッシブに資金使途確認の連絡をするなり、やり方はあったはずだと思っています。

他にも、PayPal で高額受け取りが止められて、半年もの間、資金もアカウントもロックされた経験もあります。電話サポートはなぜかリージョンで振り分けられているのか、日本語学習中のどこかの国の窓口につながりました。話が通じなくて、頼むから英語の窓口を紹介してくれと頼まざるを得ませんでした。それでも結局、本当に’資金は全部半年間ロックされたのでした。

このように、金融期間任せでは、いつなにが起こるかわからないのが、最大のリスクです。それを主体的に回避する方法を提唱している仮想通貨関連技術は、今後ますます必要性を増していきます。

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