4〜5年前からだったと思いますが、歯列矯正をしています。その時はこんなに時間がかかるものだとは思いませんでした。3年目ぐらいで、主だった目標は達成しているのですが、更なる高みを目指す段階に入って久しいです。
大詰めを迎えて気づいたことは、これは一生ものの行為だということです。やる前のイメージでは、数年の我慢で永遠の対価が手に入ると思っていたのですが、そんなことはありませんでした。ワイヤーがついているかどうかではなく、メンテナンスは生涯必要となります。
メンテナンスをする必要があるのは、歯列矯正に限りません。虫歯治療や、過去の治療後の改善のための作業、定期的なクリーニングなど、もはや趣味ではないでしょうか。誰に見せるためでもなくやっているわけですから、確かに趣味性が高いものです。
そういえば始める前に、日本における歯列矯正の状況などを一通り学びました。その過程で、良い入門書も見つけました。
もっと幼い頃から、知識として知っていれば良かったなと思うことはたくさんあります。そうすれば、虫歯の多いマイナスからのスタートにはならなかったのにと、思うことがあリます。例えば、キシリトールが虫歯予防につながるメカニズムなど、理解したのは大人になってからです。あれは中高生の時に知っておきたかったとでした。
矯正以外にも、幼少期からの積み上げであった間に合わせの虫歯治療も、本気の治療で置き換えています。結果、月に2回ぐらいは歯医者に通う生活になっています。そう思えば、やっぱり趣味だと言えますね。でも実際、最低でも髪のメンテナンスと同じ程度には頻度を高く、意識を持って歯医者に通うべきだと今は思っています。
本気の歯磨きに使っている道具は、徐々に増えていきました。今は次のような道具を使っています。
- 電動歯ブラシ(歯の表面を磨く)
歯磨き粉は、歯周病予防で評判の良いクリーンデンタルをメインに使っています。加えて、ホワイトニング専用のクリアクリーンプレミアム美白を週に一度ほど使います。 - 極細歯ブラシ(歯と歯茎の間を磨く)
歯茎と歯の間や、矯正ワイヤーの周辺に使う歯ブラシです。1本の毛束が出ているだけの、歯間専用の歯ブラシです。これには、キシリトールのジェルをつけて使います。 - 歯間ブラシ(歯と歯の間を磨く)
本格的な歯間ブラシの、一番細いタイプのものを使います。歯の間には汚れが溜まります。慣れないうちは歯茎が出血しますが、健康になってくればそんなこともなくなります。 - デンタルフロス
ブラシが通らない前歯など、間隔の狭いところはフロスを通します。持ち歩きもできるため、外で使う場合はフロスがよく活躍します。 - マウスウォッシュ
全体をの健康のために、液体でも洗浄します。コンクールFが一番おすすめです。 - フッ素ジェル
就寝前に塗布します。
時間にしてだいたい、15〜20分です。ここまでくると、時間をかけすぎではないかと自分でも思い始めています。それでも、趣味と割り切れば、気持ちの良いものです。