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ついに始まった Google の Android Pay!ビットコインの可能性は?

Android 端末を使って支払いができるサービス、Android Pay が正式にスタートしました。
名前が似ている Apple Pay 同様、クレジットカード情報を登録しておけば、店頭では NFC でカンタンに支払いができます。開始時点では、アメリカのみ対応しています。

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雑記

Google Glass が夢見た未来と現実とのギャップ

先月、はじめて Google Glass を試す機会がありました。半日試してみた感想を残しておこうと思います。

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話題

Google 検索がビットコイン価格の表示に対応!可能性が広がる

Google Finance に続き、いよいよ Google の本体がビットコイン価格の表示に対応しました。
通常の通貨レートを表示する場合と同じように、“1btc jpy” というようなキーワードで検索すると計算結果が表示されます。

他の通貨ではよく使う機能でしたが、ビットコインも対応したということはまず利便性の面で良いニュースです。
加えて、Google の検索にこの機能が付いたということは、ビットコイン価格を取得する事の敷居が下がったという点でも非常に良いニュースです。Google の検索を使う様々な製品から、ビットコイン価格を参照できるようになります。
例えば、Google Now で今日のビットコイン価格を取得することもできます。Google Glass と組み合わせれば、ビットコイン価格を音声検索経由で取得することも可能になります。
ちなみに Siri でもビットコイン価格が表示できると話題になっていますが、Siri は WolframAlpha を使って表示しているようです。

先ほど僕も英語版の Siri でやってみましたが、ドルへの変換はうまくいきました。円への変換はうまくいきませんでした。
Google のビットコイン価格変換処理には、Coinbase が情報提供をしているとの記事が出ています。

Google partnered with Coinbase to support BTC conversions, according to bitcoin news site Coindesk.

上記 TechCrunch の記事からリンクされている CoinDesk の記事はこちらです。

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今日のビットコイン価格 – ビットコインニュース #89

大幅下落!その原因は?

チャート

今週の価格推移

参考リンク

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話題

Google Finance も対応!Yahoo! に続いてビットコイン価格を配信開始

Yahoo! Finance がビットコイン価格の配信に対応したとお伝えしたところですが、Google Finance も同じく対応を開始しました。
ここから閲覧できます。

Yahoo! Finance と同じくまだ蓄積データが無いため、チャートは不完全です。
大手が出揃いました。Yahoo! と Google、これらの情報を取得している各種アプリが一斉にビットコイン価格の表示に対応できるようになります。
ビットコインの重要度が、日に日に増しています。

参考リンク

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話題

Google Self-Driving Car Project – A First Drive

ついにここまで来たか。自動運転は創造より早く来ている。

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話題

Pinterest が $200M を調達

YouTube になるのか、あるいは次の Twitter/Facebook になるのか、ますます目が離せない Pinterest。

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雑記

日本で1番大きな Web サイトは?

Web サイトの大きさを比較できる動的なチャートがあります。これを見れば、Google や Facebook がいかに巨大であるか、そして YouTube がどれだけ Google にとって価値が高いものであるかがはっきりわかります。

.jp なサイトを検索すれば、日本市場の詳細がわかります。日本で1番大きなサイトは何でしょうか?

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雑記

Google にとって Facebook が驚異となる理由

facebook

この記事の解説を求められたので、引用しながら要点をまとめました。

前提知識

まずは、先日行われた Facebook カンファレンスの要点を挙げている部分の解説。

The three big ones: social plugins, Open Graph, and Open Graph API, make Facebook’s intentions very clear: they want to be the fabric of the web.

social plugins

Web サイトを Facebook と簡単に連携させるプラグイン群。プログパーツなどを通して、普通の Web サイトやブログが Facebook とデータを簡単にやり取りできるようになる。

Open Graph, Open Graph API

Facebook が誇る世界一のソーシャルグラフがオープンになり、外部で利用できるようになる。つまり、Facebook が保有するデータを元にして、外部の Web サイトを最適化することができる。たとえそれが初めて訪れた Web サイトであっても。

驚異となる理由

前提部分を見ただけで、これが Google のみならず多くの Web スタートアップにとって驚異となることが垣間見れたのではないでしょうか。

本題に行きます。Bret Taylor の Keynote からの引用。

The most interesting thing Taylor said was that Facebook’s stance is that social connections are going to be just as important going forward as hyperlinks have been for the web.

ハイパーリンクは重要、でも、今後はソーシャルグラフも同じぐらい、あるいはそれ以上に重要になっていると Facebook は考えている。

  • Google = ハイパーリンクの解析を世界一進めている企業
  • Facebook = ソーシャルグラフを世界一描いている企業

Facebook の見解が正しければ、Google にとって Facebook はこれまでに無いほどの驚異となります。Google が最も得意としたフィールド「ハイパーリンク中心の世界」ではなく、次の戦いのフィールド「ソーシャルグラフ中心の世界」で No.1 になった企業が誕生したからです。もちろんソーシャルグラフが次のフィールドになる、などと決まっているわけではありません。それは歴史が証明すること。ただし、Facebook の増え続けるユーザー数がそれを証明しつつあるのは事実。そして、Google をはじめとする多くの企業、Web スタートアップがソーシャルグラフに注力していることも事実。

最後に

Companies will have to choose whether to fight against this, and attempt to launch their own graph, or get in line. “When we connect our graphs together, the web is gonna get a whole lot better,” Zuckerberg promised.

Facebook を中心とした、ソーシャルグラフをめぐる激しい戦いが顕著になりました。戦いを挑むか、降伏して Facebook の流れに加勢するか、大きな選択の年になりそうです。

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雑記

Google 名誉会長村上憲郎氏講演

Mr. Norio MURAKAMI by GDD

友人の経営者から、Google 名誉会長の村上憲郎氏の講演があるから申し込んどくよ?と連絡が来たので、そのまま申し込みをお願いし、参加してきました。少し前のことです。結論から言うと、今回村上さんにお会いできて、非常に良かった。それはなぜかは後ほど。まずは講演とパネルディスカッションのメモ。

Google のビジネスモデル

  • Google のビジネスモデルは100%広告モデルであるべき
  • 広告はネアンデルタール人時代から存在する不滅のビジネスモデルである
  • 現売上2兆円のうち97%が広告売上
  • 広告だけにしたい
  • Google はコンテンツを持たない
  • ブリッジの役割のみを果たす
    • インターネットのすべてを無料化させようとしてるわけではない
  • 1ページで明確に語れるビジネスモデル・ビジョンに従うのみ

最大の強みであるサーバーインフラ

  • 現状を見越して意図的にサーバーインフラを自作していたわけでは無い
  • コストを下げるための努力が結果的に競合優位性につながった
  • データセンターは東京ドームサイズが世界に2桁以上存在する
  • PUE 1.2 を切っている

Google 流経営

  • 経験豊富な経営陣の役割は若者が過去の失敗を繰り返さないようにすること
  • 20%ルールは時間じゃなくて労力の問題
  • 報酬は時間拘束の対価では無くアウトプットされた成果物への対価
  • それを機能させるのが360度評価
    • 上司・同僚・部下などが評価する
  • 20%の対象は年単位でチームにコミットする
  • 各クオーターごとにレビューする
  • Google の主力サービスはそのほとんどが20%ルールから生まれている
  • 活発な中から生まれてくるものに意義がある
  • これぞ究極の民主主義
  • 技術者は金儲けを考えなくて良い
  • IT 業界はサービス業である
  • サービス精神が重要

Google 流採用

  • 面接は同僚が行う
    • エアポートテスト
  • 楽しくなければ仕事じゃない
  • 寮の雰囲気で仕事をする
  • 天才しか採用しない
  • いわゆる Hacker タイプしか採用しない
  • 論文を書くタイプは不要

自分がやるべき事

印象に残ったのは、「なぜイノベーションはいつもシリコンバレーから生まれるのか」、という質問に対する村上さんの回答。なんと、「わからない」でした。この回答はかなり刺激的でした。日本だけじゃなく、世界中の他のどんな地域からもイノベーションは生まれない。なぜかシリコンバレーなのだ、という回答。イノベーションを起こすにはそこへ行くしかないということがハッキリしました。

話を聞いているとき思ったのですが、エンジニア目線で Google 関係者の話を聞くことはあっても、経営者目線で話を聞けることはこれまでにありませんでした。それも、トップの話を直接、です。

講演後、パーティーがありました。僕と友人の経営者は二人で村上さんの所へ行き、今日の話しが刺激的だったこと、自分たちがこれからやりたいことをまくし立てるように話しました。すると村上さんがこんな風に言ってくれました。

「前から2番目に座っていた二人だね。僕は君たちに話していたんだよ。君たちが大きく頷きながら聞いているのを見ていた。がんばってね。」

あまりに刺激的な話に、ニヤニヤこそこそしながら聞いていたのですが、この言葉は嬉しかった。例えリップサービスだったとしても、こんな風に若者を奮い立たせる村上さんがカッコイイ。

気づいたときには、「シリコンバレーに行きます。そこで会いましょう。」と言っていました。

大切なのはここから。改めて現状を認識し、確実に前進できるよう、できることを最速でやっていこうと改めて決意しました。

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