かつて宮崎駿が、古き良き時代などありませんという発言をしていたのが印象的でした。昔は良かったというのは間違いで、子供の頃は問題が見えていなかっただけだという指摘です。子供には問題が見えず、常に大人に守られており、楽しい事しか無いわけです。だからこそ子供でいわれるわけで、そしてそれは長くは続かないのです。わずか数年、10年にも満たない期間しかない、多くの人が持つ黄金の時代です。だからこそその世代の子供に作品を届けるという思いで造り続けているという発言には、大いに感銘を受けました。
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ノスタルジーを求めるサイクル
