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何があった?ビットコインの価格が急上昇して $500 に迫る

CoinDesk の Index では、$494.16 まで上昇しました。取引所によっては一時 $500 を超えたところもあります。ほぼ1ヶ月ぶりの高値水準となりました。
coindesk-bpi-chart_2014-05-21
要因について、CoinDesk では以下のように分析しています。

The news follows a steady stream of positive press for the industry, including the successful Bitcoin2014 conference in Amsterdam.
That even saw major speakers such as Overstock CEO Patrick Byrne, Circle CEO Jeremy Allaire and Bitcoin Foundation chief scientist Gavin Andresen give high-profile talks that may have helped refocus the community on the larger implications of bitcoin and its potential impact on the global finance space.

オランダで行われたビットコインのカンファレンス、Bitcoin2014 にて良い情報が多く発表され、それに価格が追随したとの見方です。
ビットコインのプレイヤーが登壇して明るい未来を語ったおかげで、再びビットコインへの投資が加熱し始めたということです。

Additionally, it comes on the heels of a string of major announcements — such as Circle’s product debut, BitPay’s $30m Series A funding round and positive comments from US government agencies.

加えて、BitPay の大型調達を始めとする最近の良いニュースが流れを後押ししているようです。良いニュースが出ても価格が上がらなかった分、いまになって一気に上昇エネルギーに転換されています。

A main driver of the decline in the price of bitcoin had been negative news from China, once one of the digital currency’s largest markets.
However, in recent weeks, announcements from the country have been more positive, or at the very lease, less negative.

中国発の悪いニュースが落ち着いたことも要因だと捉えています。
ビットコインを支える割合が非常に高いチャイナマネーの行方は、常に話題の中心でした。これまでにも何度も、中国の動向がビットコインの価格に影響を与えています。
しかし直近の中国発のニュースは、これまでに比べるとマシなものになったため、マイナス要因として相場にブレーキをかけるほどのインパクトを持っていないと言えます。あるいはもう悪いニュースが出尽くした感じもあるります。中国の動向については、ワーストケースを想定した上で動いている投資家が大半だと読むこともできます。
さて、この上昇傾向はいつまで続くでしょうか。安定水準から外れたビットコインの価格が行く先が気になります。

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今週のビットコイン – ビットコインニュース #82

加速するビットコイン事業への投資と、変わらないビットコイン市場価格。今週のニュースをまとめてお伝えします。

CoinDesk の週間チャート

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日本政府はビットコインを監視するも規制は見送る見通し

ビットコインに対する日本政府の現時点での見解が出ました。

Japan will monitor illegal transactions of bitcoins but will put off regulating trading of the online digital currency under current legislation, government and ruling party officials said Tuesday.

不正取引を防止するために監視を行うものの、法改正は見送るようです。
ビットコインは通貨なのか?という点については、上記記事をまとめた CoinDesk の記事にも言及があります。

Under the proposal, bitcoin and other similar technologies would be labeled as a new type of “value-added electronic record” – similar to credit card and electronic money records, not as a currency.

通貨ではない、クレジットカードのような価値を持つ電子記録という分類になるようです。
要するに、犯罪はやめてよね、以上。ということですね。

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中国の規制とアメリカの熱狂!5月上旬のビットコイン – ビットコインニュース #81


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中国の銀行がビットコイン取引所との取引を中止

微妙な攻防を続けていた中国のビットコイン規制について、明確な NG 判定が出ました。

中国銀行や中国建設銀行などは7日、企業や個人のビットコイン取引に関するサービスをやめたとの声明を発表した。中央銀行の中国人民銀行が取引の禁止を指示したとみられる。

このニュースを受けて、中国最大手の BTC China が Facebook 上で声明を発表しています。


中国の銀行を使った入出金はできないが、それ以外の方法では問題なく利用できるとのことです。すでに、入出金オプションから銀行を外しています。このことは事前に情報として流れていたため、BTC China 側も準備をして望んでいる様子が伺えます。
ビットコインの値動きに関しては、こちらのCoinDesk のチャートを確認してください。

市場の反応は冷静でした。というか、先週の動画ニュース4月の総括記事でもお伝えしたとおり、この状況は織り込み済み、落ちるところまで落ちている、という判断をされたとも言えます。

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2014年4月ビットコイン市場の総括

低い水準を維持し、新しいビットコインの価格水準を示した月となりました。
先月までの総括はこちらにあります。
過去には 1BTC が10万円、7万円という時期もありましたが、直近の動きからは450ドル(4万5千円前後)が妥当な価格となっています。3月までの悪い流れを受けて低い水準での動きとなっていますが、4月に強力なプラス材料も無く、価格の底上げが期待できる場面はありませんでした。
逆の見方をすれば、落ちるところまで落ちて、安定したとも言えます。
CoinDesk のチャートと、取り上げたニュースで振り返ってみます。

前半で注目するポイントは、350ドル近くまで急落している場面です。この時、新たに中国での規制問題が発生し、中国系の取引所をきっかけとした信用不安が起こりました。口座の凍結に関する噂が出るなど、マウントゴックスの問題が頭を過った人も多かったのではないでしょうか。
しかし、すぐに状況は落ち着きます。規制が回避されるとの見通しにより価格は上昇します。それでも根本的な解決には至っていなかったために、予想通り上昇は長続きしませんでした。
またこの時、日本ではマウントゴックスの破産手続きが開始されます。買収して再建するという今後の可能性が出たり、債権者主導で再建するという提案が出たりと、中長期的にはポジにティに捉えることができる話題も合わせて出てきています。いつまでもズルズルと問題が長引いても良いことはありません。今後の方向性についてイメージできる決定がなされたことは、少なくともこれ以上の事態悪化を避ける事ができるという意味で、良い事だと言えます。
詳しくは、マウントゴックスの今後についてという動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。

後半にかけては、ビットコインが勢いを取り戻しているような印象を受けるニュースが続きました。採掘ハードウェア販売会社のデータセンターの写真が公開されて話題を集めたり、500 Startups によるビットコイン関連スタートアップへの出資が決まったりと、まだまだビットコインに情熱を注ぐ人たちがたくさんいることを証明してくれました。
それ以外にも、MIT 全学生に対するビットコインの配布が決まったり、月末(日本時間では5月1日)にBloomberg がビットコイン市場価格を配信という良い話題が続きました。主に北米、アメリカを中心としてですが、ビットコインの流通、取引が活性化される兆しが見えてきました。
これから夏にかけては、新たな取引所が誕生したり、ビットコインを取り扱う店舗が増えたりというニュースも控えています。厳しい出来事が続いた冬を乗り越えて、ビットコインにもようやく暖かい季節が戻ってきたと言えるのではないでしょうか。
当サイト BitBiteCoin.com では、これからも引き続きビットコインの情報をお伝えしていきます。これまで平日毎日配信としていた動画ニュースについても、配信スタイルを少し変更し、リニューアルする方針です。まずは毎週のまとめニュースというスタイルを導入し、より質の高い情報を配信できるように努めていきます。
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2014年4月のビットコイン価格まとめ – ビットコインニュース #79


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BTC China の危機? – ビットコインニュース #78


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オハイオ州でビットコインによる酒類の販売が禁止に

タイトルの通りですが、アメリカのオハイオ州で酒類の販売においてビットコインを使うことが NO となりました。アメリカの政府としてはじめて、このような禁止処置が出たことになります。
CoinDesk の記事によると、理由としてあげられる点は次のとおりです。

Ohio’s Liquor Control Law under Chapter 4301 expressly mentions ‘payment of money’ in its rules governing the provision of alcohol. It does not use the word ‘currency’. This again raises questions about the exact definition of ‘money’ versus ‘official legal currency’. The state’s law is quite specific in the way it defines various forms of alcoholic drinks.

オハイオ州では酒類の売買において、「お金」を使うことが規定されています。ビットコインはお金ではなくモノだという判断が各地で広がっている現状では、アメリカ政府が認める「お金」だと主張することはできないため、ビットコインは使うことができなくなります。また、ビットコインの価値が乱高下していて安定しないことも問題として捉えられています。
ビットコインはお金なのか?という問は、このような形で今後も様々な商取引やルール作りに影響を与えていきそうです。

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中国の規制は無くなった?★ ビットコインニュース #70


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