エルサルバドルでビットコインが使われ始めたニュースに応じて、一時は順調に価格も上がると思われました。過去のビットコインの小さい世界の常識であれば、このようなメジャーな出来事はプラスの要因になりました。
ところが、おもしろいことにエルサルバドルの発表の後、ビットコイン価格は暴落しました。一部の仮想通貨を残し、多くの通貨が同時に大きく下げました。
エルサルバドルで BTC が暴落をした背景


エルサルバドルでビットコインが使われ始めたニュースに応じて、一時は順調に価格も上がると思われました。過去のビットコインの小さい世界の常識であれば、このようなメジャーな出来事はプラスの要因になりました。
ところが、おもしろいことにエルサルバドルの発表の後、ビットコイン価格は暴落しました。一部の仮想通貨を残し、多くの通貨が同時に大きく下げました。
テスト配信を継続しています。まだまだ不完全な部分はありますが、気にせず実験をしています。
いまさらですが、改めて過去に僕がマイニングに興味を持った人に送ったメモを再編集してみました。マイニングにもいろんな方法があり、その参加方法も様々です。
この24時間は激動の時間だったと言えます。何が激動かといえば、仮想通貨の価格です。一時は急落して、半額セールになっていました。それもわずか数時間の出来事でした。
僕は常々、仮想通貨の値段には興味がないと言っています。その理由は、目先の価格の動向によってもたらされる利益にではなく、仮想通貨の技術によってもたらされる長期的な福音にむしろ興奮を覚えているからです。
とは言え、仮想通貨の大ファンとして、その評判が下がるような事態は好ましいものでは当然ありません。今回の一件でも、文字通り世界中から連絡が届きました。心配もあれば、買い時を考えた期待もありました。
仮想通貨には様々な分類が存在しています。定義は様々ですが、パブリックな空間で運用されているブロックチェーンで維持・管理されるものこそが、透明性のあるいわゆるクリプトカレンシー(=仮想通貨)だと定義して間違いありません。それらは、ブロックチェーン上でネイティブに発行されているものであり、ブロックチェーンを使う上で必要な費用を支払うためのものです。ビットコインや、Ethereum の Ether などが該当します。それらに加えて、パブリックなブロックチェーンの上で発行されているいわゆるトークンもまた、多くの場合仮想通貨と呼ぶことが出来ます。法的に仮想通貨に分類されないように、意図的に解釈を歪めているものもありますので、本当に分類は人それぞれ異なると思います。
他にも、特定の企業が主導権を持って管理し発行するものもあります。XRP や、一部のステーブルコインなどがそれに該当します。広義の仮想通貨ではあります。
最近も取引所が新たに誕生するというニュースが度々流れます。仮想通貨価格が上昇すれば誕生するので、一種の季節のお便りなものと考えることができるのですが、過当競争で差別化が難しい段階に入ったように思われている取引所の事情を考察してみます。
クリプト資産はどこに保管すればいいのかという問題についてです。結局、どうすればいいのでしょうか。実は、決定的な回答がありません。仮想通貨とはまだ、その程度の発展段階にあります。
ベストな解が存在しないのであれば、ベターな選択肢を検討することになります。以下、考えられる選択肢とそれについてのメリット・デメリットを提示します。
アクティブにトレードをしたいという人は、当然取引所に預けることが必要になります。全仮想通貨財産を預ける必要があるわけではありませんが、トレードに必要な分については預けたままになります。そういうニーズについては、各取引所の取扱通貨や保管のポリシーが異なりますし、なによりも税金関係で考慮することも出てきます。人によって、ゴールもまちまちです。というわけで、トレードをアクティブにやりたいという前提であれば、一番よく使う取引所を中心に、税金の専門家に確認をすることをおすすめします。 HODL、いわゆる長期保有をするだけなら、選択肢は主に3つです。
本来、これが唯一絶対の方法になります。Ledger や Trezor を買ってきて、セットアプして保管するのです。僕はずっと、3種類のハードウェアウォレットを利用しています。Ledger、Trezor、CoolBitX の3種類です。
しかし自分でも思うのですが、これは全く人におすすめできるものではありません。難しすぎますし、自己責任過ぎて、自分に何かあったとしても、他の人に委ねることも難しいレベルです。ユーザービリティーの向上が、もっと簡単に扱えるようになるという方向なら、それはセキュリティーの低下を意味します。今到達したのが、現時点での最善なバランスなのだと思います。
Apple なり、将来的に Apple になれそうな企業がスマートフォンの指紋認証や顔認証と組み合わせたり、暗号化した上でのクラウドバックアップなどを提供したりすれば、普及の道は開けそうではあると思っています。しかし、資産に関わるものですので、規制や各社のガイドラインにひっかかり、大変に難しい状況にあります。乗り越えるには、仮想通貨資産に対する国際的な取り決めの誕生とか、一気に普及してしまうとか、そういった社会的に大きな変化が必須でしょう。そしてそのときはたぶん、今のような仮想通貨ではなくなっていることでしょう。
Anker あたりがさくっとつくってくれれば面白いと思うのですが、責任の重大さに比べて儲け方が限られているため、いまのところは新規参入が滞っています。
暗号キーは、理想的にはオフラインで複数の安心できる環境に保管することが望ましいです。とてもめんどくさいことですが、それが仮想通貨を受け入れることの代償です。銀行のサービスを受けられないので、自分で同水準の安心を構築しなければなりません。自分一人がわかっていたら良いということはなくて、家族や、自分が死んだ後のことまで考えて、周囲を教育して情報を伝達しておくこともわすれないでください。
折衷案として、紙に記録した暗号キーを銀行の貸し金庫に預けるという方法があります。銀行や日本円に大きなマイナスの出来事が起こったとしても、貸し金庫の中にある紙切れまでが取り出せなくなることは考えにくいため、現時点ではベストかもしれない対策です。通貨や銀行を信じないエクストリームなビットコイン支持者でも、銀行を使っている人はいます。不思議なものです。
2021年現在、良いモバイルのウォレットはありません。
良いものは結局、中央集権型の取引所が提供しているウォレットアプリであって、実態としての仮想通貨は中央集権管理化の取引所側になります。
それが嫌だというほど思想的にビットコインを信じている人や、現在の通貨・金融精度を信じていない人は、すでに自分なりの他の方法をお持ちだと思います。大抵の人にとっては、この次に挙げる、取引所への預け入れが一番良いでしょう。
BRD や Jaxx など昔からあるウォレットアプリは優秀かもしれませんが、専門的に取り扱っている人以外にはおすすめできるものではありません。ハードウェアウォレットに近い安全性と匿名性を維持しつつ、スマートフォンと一体化して安全な端末の中に保管され、バックアップされるという点で本来は優秀な存在になる可能性を秘めています。
でも、最も古くからある先に挙げたアプリぐらいしかおすすめできるものが無いのが問題です。理由は単純で、商業的に成立しないからです。各国の仮想通貨に対する規制、Apple の App Store におけるポリシーと、超えるべきハードルが多すぎます。その上、仮想通貨を独自のウォレットに入れる人は、トレードをするためではなく保管や決済をすることが目的になっています。保管も決済も、ウォレットサービス提供企業側から見えれば全くお金になりません。無料サービスということです。仮想通貨の売買がされるのであればそこに収益を生み出す機会がうまれますし、それはわりとエグいほどの収益構造にできてしまうのですが、そういうことは仮想通貨取引所のビジネス領域になります。良いウォレット系アプリが取引所のものしかないというのはそういう背景があります。
DeFi ブーム以降は、預け入れることで金利が発生するようなアプリが考えられるのですが、そこは Apple のポリシーの方に抵触することもあり、普及ヘは至っていません。
何も考えなくてもいいレベルで守られて、いざとなっても人がサポートをしてくれるということを考えれば、おそらくおすすめできるのは唯一この方法です。
日本の取引所に入れておくのは、セキュリティー的な面では本来良いとは言えないけど、これだけ規制や業界団体が存在している今日では、むしろ自分で無くすリスクの方が高いため、預けておくのは悪くないと言えます。ですが、それは同時に、完全なる中央集権管理下に資産を預けるということになります。KYC は完璧であり、税金に対しても適切な対応が必要であることは特に強調すべきことです。他の方法であっても当然に税金対策は必要なのですが、取引所に預けるということは、特に日本やアメリカの取引所にあずけるので、適切な個人認証や税金対策に労力とコストをかけることを惜しむべきではありません。
そうなってくると、もう円建てかドル建てで資産を持つことと意味合い的には変わらなくなります。むしろ、銀行に預けるよりもリスクが増しているだけです。値上がり期待はありますが、税金も高いです。値下がりリスクは無限大です。
この先方法を考え出すと、海外に法人を作ってどうこうするみたいな、とてもめんどくさい沼に入ってしまうので、おとなしく一喜一憂せずに、日本の取引所で購入をして長期保有をするというのが良いです。はじめにおすすめできる唯一の入り口です。
Binance が開発を進めている Binance Cloud というサービスがあります。
AWS のように、クラウドサービスとして提供される仮想通貨取引所のインフラなのですが、非常に大きな可能性を秘めており、取引所の生態系を一変させる潜在的価値をもっています。これを使えば、次に挙げるような機能を提供できます。
新しい概念です。従来のマイニングのイメージとは少し異なります。この新しい動きについて、分かっていることをメモとして残します。
取引所も多様化してきて、いろんなビジネスモデルが生まれたものだと思います。取引マイニングとは、取引所の収益モデルの中に、マイニングのメカニズムを組み込み、商品設計されたものです。
2018年2月7日、Mt. Gox(マウント・ゴックス)の元 CEO マルク・カルプレス氏との対談をしました。仮想通貨が世に認識されたきっかけともなった、あの事件の裏側を聞きました。
篠原
マウントゴックスはユーザーとしてずっと使っていました。当時は日本人の利用者が少なかったです。会えて光栄です。
カルプレス
日本の顧客が少ない割にはすごく日本で話題になりました。
篠原
あの時の顧客がコインチェックやビットフライヤーのメンバーになっています。あの時の顧客が今の業界を作っています。完全にイノベーターでしたね。