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雑記

分散型国家インフラという構想

これまで国家インフラとは、中央が管理し、国全体に展開されるものだった。発電所、通信網、水道、道路、データセンター。どれも「一箇所につくって、全体で使う」モデルだった。国家がつくり、国家が守り、国家が供給する。

だが、いまその構造が少しずつ変わりはじめている。

情報インフラや計算資源の一部が、特定の巨大企業によって運用されるようになったとき、国家の下にぶら下がっていたはずのインフラは、国家と並列の構造を持ち始めた。そして次に起こるのは、それらが中央に集まるのではなく、物理的にも論理的にも「分散」していくという変化だ。

分散とは、単に小さな単位に分けるという意味ではない。拠点を分け、所有を分け、制御権限を分け、電源を分け、ネットワークを分ける。すべてを独立して動かしながら、それらがひとつの構造体として機能すること。それが「分散型国家インフラ」の核心だと思っている。

このような構造は、災害時の冗長性や、地政学リスクの分散という観点から語られることが多い。だがそれ以上に、この構造が重要になるのは、「誰の主権で動いているか」を問い直す瞬間においてだ。

中央に属していないが、国家インフラと同等かそれ以上の社会的機能を持つ存在。クラウド、ブロックチェーン、ローカル計算資源、オフグリッド電源、それらが組み合わさることで、特定の国境や制度を超えた情報基盤が生まれている。

それが国家にとって代わるものになるのか、それとも国家を補完するものになるのかはわからない。ただ、明らかに言えるのは、インフラがもう「国家専属のもの」ではなくなりつつあるということだ。

インフラを国家がつくるのではなく、国家が地政学的な制約や時間の概念を超越する時代が来るのかもしれない。

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仮想通貨 用語解説

DAG とその可能性

DAG とは、Directed Acyclic Graph の略です。日本語では、有向非巡回グラフと訳されます。
ブロックチェーンではありませんが、ブロックチェーンのように取引データを非中央集権のモデルで記録するための技術手法です。

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仮想通貨 用語解説

IPFS

データを分散共有、保存するためのネットワークシステムです。中央集権的な構造でデータを保有するクラウドサーバーシステムに対して、ネットワーク全体に散らばった賛同者のストレージにファイルを分散化させ保存させる技術です。

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仮想通貨 用語解説

Arweave

Arweave は、ブロックチェーンの技術の影響を受け、ブロックチェーン関連の技術と合わせて用いられる、データストレージサービスです。簡潔にまとめれば、データが消失しないように、賛同者のストレージ要領を持ち寄って、分散化して保存しておこうよというプロトコルです。

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仮想通貨 用語解説

DLT

DLT、Distributed Ledger Technology は、分散台帳技術と日本語では訳されます。名前の通りブロックチェーンと同じ技術を表現しているのですが、両者の定義は微妙に異なるため、混同しやすい用語です。

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仮想通貨 用語解説

NFT

NFT と略称で呼ばれますが、Non-Fungible Token の略称です。日本語訳以前に、英語であっても馴染みの薄いものでイメージがつかみにくいものなので、余計な表現をするのではなく NFT という用語が広まっています。
あえて日本語で言うならば、交換不可能なトークン、となります。トークンについてはこちらで解説しています。

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仮想通貨 用語解説

スマートコントラクト

スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で実行可能なプログラムの事です。契約の自動化をする目的で記述され、利用されます。

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仮想通貨 用語解説

Oracle(オラクル)

ブロックチェーン用語としての Oracle(オラクル)を解説します。データベースの製品・会社とは関係ありません。

元々の用語は、宗教的なもので、神のお告げという意味合いがあります。ブロックチェーンでのこの用語の使い方を考えれば、まさにそんなイメージがふさわしい適切な選択だと思えるでしょう。

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仮想通貨 用語解説

coinbase(コインベース)

ブロックチェーンにつながるブロックの、1番はじめの端っこのブロックに記録される、最初のトランザクションを意味します。
ビットコインにおいてそれは、そのブロックを生成しブロックチェーンに書き加えたマイナーへの報酬となるので、マイナーへの報酬として発行されるビットコインのトランザクションが書き込まれます。
取引所の Coinbase を意味するのではなく、元々はブロックチェーンの用語です。

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雑記

ブロックチェーン経営

ブロックチェーンを使いたいという相談を多くの会社からいただく中で、ブロックチェーンという技術を使うよりもまず先にしなければいけないと考えていることがあります。経営のブロックチェーン化です。

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