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Foursquare と Twitter の連携を解除した理由

Word of the year

いま Twitter ユーザーの間で流行っている「今年の一文字」。この手のサービスは普段利用しませんが、今回は日本郵便が本気を出しているようなので試してみました。その結果が上記写真です。

はい、見事に地名ばかりです。「大阪」「十三」「阪急」「駅」、あとは「大阪市淀川区」「十三店」あたりのキーワードに含まれる文字ばかり。英語は解析対象になっていないようなので、これが2010年に自分が Tweet した日本語文字のランキングとなります。

日本語で Tweet したかと思うと、それは Foursquare のログだったというわけです。なんとつまらないことか。こんな人自分なら unfollow します。

これではいけないということで、Foursquare と Twitter の連携を解除しました。Foursquare と Facebook は連携させたままにしています。Facebook にはリアルな知り合いが多いので、自分がどこにいるのか通知する意味でも残しています。

あまり Tweet してなくて Foursquare ばかりやっている人は要注意です。

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ビデオブロガーやポッドキャスターに最適な ReadySTEADY スタビライザー

readySTEADY
readySTEADY

Engadget で発見。Xacti のような小型ビデオカメラで手ぶれを防ぐスタビライザーです。こういう小型のものは、messa.tv のようなポッドキャストには最適です。

ビデオカメラや、自分たちが使っている EOS Kiss X4 のような動画撮影対応デジタル一眼レフに対応した小型のスタビライザーはいろいろと出ていますが、readySTEADY の良いところは $29.99 と安いところ。どんな感じに見えるかは、リンク先に動画のレビューがありました。

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[けいおん!!] 泣いた

No, Thank You!

泣いた。こんなに「伝わる」感動があるとは思いませんでした。演出の大勝利です。これだからけいおんはやめられない

以下若干のネタバレ要素ありです。

グダグダな前半

二期、20話。一見するとイライラするほどに思える前半のライブ展開。普通ならこのライブシーンで盛り上げて、感動をさそうところです。現に、一期のライブシーンはクライマックスでした。

ところが今回は MC 中心で、みごとなグダグダ展開。演奏やメンバー紹介といった小さな種は撒きつつも、基本的にはグダグダの強調でした。まさにけいおんといった感じで、いつものようなほのぼの展開を誰もが想像していたと思います。ただ、あまりのグダグダっぷり、唯っぽさのアピールに、違和感を抱くぐらいの展開でした。

けいおんの時間感覚

けいおんの世界の中では、時間がゆっくりと流れています。午後、放課後、日曜日。そんないまなら一瞬とも思える時間が、けいおんの中ではすごくゆっくりとすぎていく。この感覚は間違いなく自分が過去に経験した時間の流れ方です。それはまさに、高校生時代。その思い出を調味料として利用し、けいおんの世界は視聴者の心に入り込んでいくのだと自分は解釈しています。

経験している人が多いからこそ、けいおんの登場人物たちや視聴者同士で共感できる。短いエピソードの中にも、そういったまるで俳句や短歌を読んでいるような濃度を感じます。

唯の心の中

話を20話に戻します。後半の展開を見て涙しながら自分が思ったこと。それは前半の唯の行動の理由です。なぜあれほどグダグダ展開だったのか。

直接唯に聞けるわけでもないので自分の推測でしかありませんが、ただただもっとライブをやりたかったのではないだろうかと考えました。そして、みんなに心からありがとうを伝えたかったのだとも。

自分もバンドをやっていました。だからこそ、その時のステージ上での感動、終わった後の達成感と祭りの後のような寂しさ、そして最後かもしれないという場面での心の苦しさ。それらが痛いほどわかります。もう、見ていて他人事とはとても思えなかったのです。だから最後まで見て、前半の唯の精一杯さに余計に泣かされたのだと思います。

バンドやっていた人は、特にそう感じるのかもしれません。

It also sort of reminds me of the days when I played with my friends at schools and a college.

夕日に染まる部室、セリフ、演技。どれをとっても、記憶の奥底にあるものを揺り動かしたけいおん20話。本当に良い作品に出会えたと心から思いました。

そしてもちろん買いました。

次はこれですね。まだかな。

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[連絡] エヴァのためのサーバー安定化対策完了のお知らせ

見に来たのに見れなかった、という皆様へ。大変申し訳ありませんでした。

エヴァ解説記事が予想以上の方にアクセスいただき、サーバーが悲鳴を上げておりました。現在は安定化のための抜本的な対策を施しましたので、当面問題なく運用できると考えています。

原因

短期間に想定以上のアクセスが集中したため、サーバーハードウェアの処理能力が限界を超え、ダウンしていました。先月アクセス増に耐えうる処置をほどこしたばかりだったのに、今回は予想を遥かに超えるアクセスとなりました。
このブログは WordPress で運用しているのですが、キャッシュやサーバーの設定で回避できる限界を超えていたようです。とうより、単純にハードウェアリソースが貧弱だったのです。

これまでこのブログは、いわゆる自宅サーバーで運用していました。会社で運営している messa.tv とか jp.messa.tv などは Amazon の EC2 上で動いているのですが、実験的なサービスや個人のブログは自宅サーバーで対応していたのです。特別すばらしいマシンというわけでは無かったため、今回のアクセス集中には耐えきれませんでした。

対策

というわけで、このブログも EC2 へ引っ越しました。少し前から Linodo に移動しようと思っていたのですが、今回は緊急での対策が必要であったため、よく知っている EC2 を選択しました。
その他サーバーサイドに細々した設定は施しましたが、WordPress 自体で対処できる事は実行した結果の今回の惨劇だったため、ハードウェア増強以外に選択肢は無かったという結論です。とはいえまだ WordPress 自体チューンアップする余地がありそうなので、時を見て取り組んでみようと思います。

改めて、楽しみにクリックしたのに見れなかったという皆様、申し訳ありませんでした。現在は閲覧可能な状態ですので、ぜひともご覧ください。

お詫びのしるしに今日のデスクを晒します。

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2度目に観るエヴァンゲリオンを10倍楽しむために知っておくべきこと

新世紀エヴァンゲリオン及びヱヴァンゲリヲン新劇場版を楽しむための前提知識をまとめました。タイトルで2度目に観ると明記したのは、ネタバレ要素が含まれるからです。個人的に思うエヴァンゲリオンの楽しみ方は次の通りです。

  1. 何も情報を仕入れずに TV 版から新劇場版までの作品をはじめから最後まで観る
  2. 観終わった後に残った違和感や疑問点を意識してもう一度はじめから観る

とは言え、結局のところ楽しみ方はひとそれぞれだと思いますので、ご自由に。

まとめて観るには DVD を借りる以外にこんな方法もあります。

劇場版は DVD を借りてみてください。順番はこんな感じ。

  1. DEATH (TRUE)2
  2. Air / まごころを、君に
  3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 序
  4. ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 破

以下、観る前に読んでしまっても何の保証もいたしません。個人的な感覚ですが、以下のようなことを知ってから改めて観ると、少なくとも10倍は楽しさが増します。

もくじ

  • はじめに
  • あまり知られていない大前提
  • 2つの月とそこから孵った生命体
  • なぜ白き月よりの使徒は黒き月よりの使徒を滅ぼしたいのか
  • サードインパクトによって何が起こるのか
  • 人類補完計画とその目的
  • エヴァンゲリオンにおける生と死
  • 新劇場版完結への期待
  • 参考 Web サイト
  • エヴァンゲリオンと自分

はじめに

この文章は、自分が長年エヴァンゲリオンを読み解き続けたまとめとなります。未だに結論が出ていないため推測の域を出ないことも多々有ります。自分自身も、ここに書かれたことがすべてでは無いと考えて、日々別の可能性を考えています。ですが、いつまでたってもそれではキリがないので、現状で最も真実に近いと自分が判断した情報をまとめてました。

信じるも信じないも自由です。真実を追い求めることが良いことなのかどうかもわかりませんが、そこは加持さんの言葉を借りたいと思います。

ただ、真実に近づきたいだけなんです。ぼくの中のね。
第弐拾壱話: ネルフ、誕生 – 加持リョウジ

あまり知られていない大前提

企画段階で設定されていたものの、アニメ版では触れられていなかった大前提をはじめに紹介します。引用は Wikipedia から。

この宇宙に初めて誕生した知的生命体。彼らは生命の種を複数宇宙に蒔き、地球には「アダム」と「リリス」という2種類の種が落ちた。先に地球に到達したのはアダムを乗せた「白き月」であり、これは現在の南極大陸に存在した。しかし後にリリスを乗せた「黒き月」も地球に落下する。エヴァ世界ではこの衝突が月形成の原因となったジャイアントインパクトである。

宇宙のどこかに高度な知的生命体、第一始祖民族が存在し、その知的生命体が宇宙に生命の種を撒いた。それが黒き月と白き月であり、地球には2つもの種が飛来してしまった。そして始まったのが、エヴァンゲリオンの物語です。

地球に月が誕生したジャイアントインパクトが、実は黒き月の飛来によるものだったというこの設定。この大前提がアニメ版で一切語られなかったために、多くの議論を呼ぶきっかけとなりました。ちなみにこのジャイアントインパクトが、ファーストインパクトとなります。

他の生命を生み出す存在。第一始祖民族とは、神そのものです。

参照

2つの月とそこから孵った生命体

地球に落ちた生命の種は次の2つ。

  • 南極に落ちた白き月
  • 箱根に落ちた黒き月

それぞれはからは次のような生命体が孵ります。

  • 白き月: 第一使徒アダム
  • 黒き月: 第二使徒リリス

そしてアダムからは、第三サキエルから第十七タブリスまでの使徒が生まれます。一方のリリスからは、第十八使徒リリンが生まれます。

リリンとはすなわちヒトです。

シンジ君、私達人間もアダムと同じリリスと呼ばれる生命体の源から生まれた十八番目の使徒なのよ。他の使徒達は別の可能性だったの。
第25話: Air – 葛城ミサト

つまりエヴァンゲリオンとは、白き月よりの使徒と黒き月よりの使徒との生き残りをかけた戦いの物語なのです。

なぜ白き月よりの使徒は黒き月よりの使徒を滅ぼしたいのか

エヴァンゲリオンとは生き残りをかけた戦いの物語だと言ったとおり、白き月よりの使徒の目的は、黒き月よりの使徒を滅ぼし、自分たちが生き残ることです。

第十七使徒タブリス(渚カヲル)の言葉を借りれば次のようになります。

さあ、僕を消してくれ。そうしなければ、君らが消える事になる。滅びの時を免れ、未来を与えられる生命体はひとつしか選ばれないんだ。そして、君は死すべき存在ではない。君達には未来が必要だ。
第弐拾四話: 最後のシ者 – 渚カヲル

では、どのようにすれば他方を滅びし、自らが生き延びることができるのか。その答えが、サードインパクトです。

参照

サードインパクトによって何が起こるのか

サードインパクトが起これば、生命体は LCL に還元されます。つまり、生命の源に還るのです。言い換えるならば、現状の形を捨て、生命体がリセットされることになります。そのリセットの後、再構築が行われ、未来を与えられる生命体が選ばれます。
そう、白き月よりの使徒と黒き月よりの使徒との戦いは、サードインパクトを引き金として起こる事態の主導権争いなのです。

では、そのサードインパクト、生命体のリセットと再構築は、何によって起こるのでしょうか。

旧約聖書創世記によれば、ヒトは知恵の実を食べ、楽園を追い出されたと言われています。楽園を追い出された理由、それはもしヒトが知恵の実に続き生命の実を食べてしまったら、ヒトが神に等しき存在となるからです。

神である主は仰せられた。「見よ。人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。」
そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。
創世記第三章

このことは原罪と呼ばれ、以来ヒトはこの罪を背負い続ける運命を歩んでいると考えられています。

エヴァンゲリオンにおいては、ヒト以外の使徒たちは生命の実を食べたとされています。その証拠に彼らは S2 機関を搭載し、無限の生命力を持っています。

では、知恵の実と生命の実がそろい、神に等しき力を得た者が誕生した場合はどうなるのか。その神に等しき力を得た者の意思に従い、生命体がリセットされ、再構築されるのです。

この世界の理を超えた新たな生命の誕生。代償として、古の生命は滅びる。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 破 – 赤木リツコ

参照

人類補完計画とその目的

サードインパクトによって生命体がリセットされ、再構築されると説明しました。その生命体をつくり直す過程で、ヒトが持つ原罪を晴らし、新たな生命体として生まれ変わることこそが、人類補完計画の目的です。

ただし、この計画を別の目的に利用しようとする者もいました。それが碇ゲンドウです。ゲンドウは神と同等の力を得て、碇ユイに会うこを目指しました。原罪を晴らすことではなく、なおも神の掟を破り、ただユイに会うことを目指したのです。

人類補完計画とは、これらの異なった思惑が交錯するものでした。

エヴァンゲリオンとアダム及びリリスとの関係

まずエヴァンゲリオンとは、結論から言えば、力で劣るリリンが白き月よりの使徒たちを殲滅するために自らの持てる最大の力、科学力を駆使して生み出した使徒殲滅のための兵器です。そして同時に、人類補完計画の際に依代となる存在でもあります。

エヴァンゲリオンを建造するにあたり、アダム及びリリスをコピーしたため、両者はいわばクローンのような関係にあります。もう少し詳しい解説を付け加えるためには、エヴァンゲリオンの生みの親である存在から語る必要があります。

ゼーレ

裏死海文書に従って、人類補完計画の遂行をめざす秘密結社です。全世界を操作できるほどの権力を持つ組織であり、エヴァンゲリオンの建造も、人類補完計画遂行のためにゼーレの指示の下行われました。
裏死海文書とは、ゼーレの行動指針となっている文書のことです。どこでどのように発見されたのかは不明ですが、使徒の襲来やサードインパクトの詳細、人類補完計画の目的などあらゆる事柄が記載されているものと思われます。

ネルフ(旧ゲヒルン)

ゼーレがエヴァンゲリオンの建造と来るべき使徒襲来のために設立した組織です。

歴史

ゼーレ及びその指示のもとネルフ(旧ゲヒルン)が行ったことのうち代表的なものは以下の通りです。

  1. 裏死海文書の記述に従い南極を探索
  2. 白き月と第一使徒アダムを発見
  3. ロンギヌスの槍を使いアダムとヒト(碇ユイ?)の遺伝子を結合して渚カヲルを生み出す
  4. この時セカンドインパクトが起こり地球の生命体の大半が消滅
  5. 引き続き死海文書の記述に従い箱根を探索
  6. 黒き月と第二使徒リリスを発見
  7. ロンギヌスの槍を使いリリスと碇ユイの遺伝子を結合して綾波レイを生み出す
  8. 来るべき第三使徒から第十七使徒までの襲来に備えて人工の使徒エヴァンゲリオンを建造
  9. リリスをコピーして零号機と初号機を建造
  10. 零号機には赤木ナオコの魂を入れる(碇ユイの魂だとも魂が無いとも言われている)
  11. 初号機には碇ユイの魂を入れる
  12. セカンドインパクト時に卵にまで還元していたアダムをコピーして弐号機以降を建造
  13. 弐号機には惣流キョウコツェッペリンの魂を入れる

エヴァンゲリオンとアダム及びリリスとの関係

ここまでの説明で重要なのは次の点です。

  • 渚カヲルはアダムの魂を持っている
  • 綾波レイはリリスの魂を持っている
  • 零号機と初号機はリリスのコピー
  • 弐号機以降はアダムのコピー
  • エヴァンゲリオンにはヒト魂が入れられている

つまりエヴァンゲリオンは、アダム及びリリスをコピーして造られたものであるが、魂はコピー出来なかったため、ヒトの魂を入れてあるのです。

人は神様を拾ったので喜んで手に入れようとした。だから罰が当たった。それが15年前。せっかく拾った神様も消えてしまったわ。
でも今度は神様を自分たちで復活させようとしたの。それがアダム。
そしてアダムから神様に似せて人間を作った。それがエヴァ。
(中略)
本来魂の無いエヴァには、人の魂が宿らせてあるもの。みんな、サルベージされたものなの。
魂の入った入れ物はレイ、一人だけなの。あの子にしか魂は生まれなかったのよ。ガフの部屋は空っぽになっていたのよ。
第弐拾参話: 涙 – 赤木リツコ

エヴァンゲリオンにおける生と死

生死を分ける境目はどこになるのか。これはエヴァンゲリオンを読み解く上で重要な概念だと考えられます。重要なキーワードの解説から、その答えを探ります。

コアと A.T.フィールド

使徒を構成する要素として、コアと A.T.フィールドが挙げられます。

コアとは自我を意味しています。使徒はコアを持ち、コアを破壊されると死にます。それは即ち、すべてに生命体は自我を持っており、その自我が崩壊した時、死を迎えるという意味です。

A.T.フィールドとは、渚カヲルが言う通り、心の壁を意味しています。自分と他人の間にある壁、言い換えるならば、自我の壁です。もしこの A.T.フィールドが無くなれば、生命体は LCL に還元され、生命の源に還ります。サードインパクトが起こってヒトが LCL と化したのは、A.T.フィールドを失ったからなのです。

リビドーとデストルドー

リビドーとは、性及び生への衝動を意味します。つまりは生きることへの欲動です。一方のデストルドーは、死への欲動を意味します。これらの欲動がせめぎ合っているのが生命体です。

自我の壁である A.T.フィールドが発生するのは、生命体に生への欲動が存在するからです。その生命体がもし生きる欲動を無くし、死への欲動に支配されたらどうなるでしょうか。当然、A.T.フィールドの消失、自我の崩壊、生命体としての死が始まるのです。

参照

ロンギヌスの槍が持つ力

重要なシーンで登場するロンギヌス槍。その特殊性はどこから来たのでしょうか。それはロンギヌスの槍が持つ力に由来します。

ロンギヌスの槍は、エヴァンゲリオンにおいてはデストルドーの象徴として描かれています。ロンギヌスの槍は A.T.フィールドをいともたやすく貫き、使徒やエヴァを死に至らせます。

A.T.フィールドを貫きコアにロンギヌスの槍が突き刺さるということは、心の壁を貫き自我に死の欲動が突き刺さることと同義です。

つまり、ロンギヌスの槍はデストルドーの発生源となり、攻撃対象の生命体をデストルドーで覆い尽くし、生きる意志を奪う槍なのです。

エヴァンゲリオンにおける生と死

まとめると、エヴァンゲリオンにおいては、自我を失い、自分と他人との境目がなくなることが死であるとされています。また同時に、生きる意欲を失うことも、死であるのです。

新劇場版完結への期待

ここまでエヴァンゲリオンについてこれまでに読み解いたものをまとめてきましたが、完結へ向けての期待も少し残しておきたいと思います。

これまでに公開された新劇場版から、すでにおもしろい推測が出ています。新劇場版は旧劇場版の続きではないかといったループ説などです。その証拠として、西暦が不明であったり、海水が赤かったり、月面に旧劇場版時の血痕のようなものが残っていたり、人類補完計画中間報告書の番号が上がっていることが挙げられています。
はたしてその真相はどうなのでしょうか。どの説もまだ推測の域を出ないですし、完結した後に結論が出るのかも不明ですが、こうやって待つことこそ最大の楽しみなのかもしれません。

個人的に特に知りたいのは、真希波マリイラストリアスの正体について。ベタニアというキーワードから、マグダラのマリアの象徴では無いかという説など、深読みする要素が満載です。

参照

参考 Web サイト

ここにまとめた事柄は、自分で思いついたことではありません。そのほとんどが、書籍や Web 上の情報で構成されています。書籍類を手にしていたのは十数年前のため、タイトル等を失念してここに掲載できないことが残念でなりません。

エヴァンゲリオンと自分

最後に少しだけ、エヴァンゲリオンに関する思い出を。

中学生時代に友人からエヴァンゲリオンのテレビ録画ビデオを借りたことが、すべてのはじまりでした。アニメにすらそれほど興味が無かった自分は、そんなのにハマるやつはオタクだとバカにしながら借りたのを覚えています。
エヴァンゲリオンの DVD を集め始めたのはその直後。当時まだ DVD 自体が出始めだったため非常に苦労しながら DVD を集めたことを昨日のことのように思い出します。

その後は、来る日も来る日も繰り返し見てはわからない言葉をかき集め、調べる毎日。極度の読書嫌いだった自分が、宗教、心理学、軍事技術、コンピューターサイエンスなどなど、多岐に渡る本を読みあさるきっかけとなりました。辞書や聖書を最初から読んでいくとか、いまでは考えられないほどの力を注いでたものです。

こうやって振り返ってみると、明らかにいまの自分の興味関心、さらには生き方が、エヴァンゲリオンの影響を受けていると感じます。

いまのところ、後悔はありません。

シンジ君。俺はここで水を撒くことしか出来ない。だが君には、君にしか出来ない、君になら出来ることがあるはずだ。誰も君に強要はしない。自分で考え、自分で決めろ。自分が今、何をすべきなのか。まぁ、後悔のないようにな。
第拾九話: 男の戰い – 加持リョウジ

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絵で見る iPhone の歴史

iPhone Era

この数年の iPhone を中心とした変化は、まさに原始時代から未来へのワープのようです。そういえば Twitter を使い出したのも2007年。Twitter の人気と iPhone の普及にも関連が見えます。いま思えば、特に iPhone アプリが解禁となってからの Twitter はすごかった。

ライフスタイルを変えるほどのデバイスが登場した場合、それに乗っかることができるアプリケーション、サービスが生き残るということを改めて感じたのでした。

Via The History of the iPhone [INFOGRAPHIC].

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ファミコン少年の夢がパワーアップ

Mario Bros Again

往年の名キャラクターでスーパーマリオブラザーズがプレイできるあのゲームが、パワーアップしたようです。

新登場の忍者に見覚えがある人とはお友達になれそうです。

Via Here, waste your afternoon: The new SMB Crossover is out.

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AR は時間を飛び越えてその真価を発揮する

StreetMuseum

AR に必要なのは、リアル空間へと引き出す情報。誰かが残したタグであったり、写真や動画を「現在地」に取り出すことができる。

AR については messa.tv での解説をどうぞ。

どんな情報をどんな基準で選別し、取り出すかはまだまだ試行錯誤の最中。というよりも、まだ十分なコンテンツがそろっていない。しかしこれから先の未来においては、有益な情報を取り出すことができるようになるだそう。その可能性を具体的に見せてくれるのが、StreetMuseum という iPhone アプリ。

これはミュージアムらしく、過去の街の様子を見せてくれるのだとか。まだ遊びでしかないが、これこそが AR の可能性だと思う。

時間軸を遙かに飛び越え、「現在地」を機転として過去の情報を呼び出す。あの日、あの時、あの瞬間、あの人はこの場所で何を見て、何を感じ、何を思ったのだろうか。その情報にアクセスできる未来が来るとしたら、それこそ Augmented Reality – 拡張現実 – という名に相応しい。

これから先が楽しみでたまらない分野だと思う。

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[のだめカンタービレ] のだめに学ぶ目標達成の秘訣

のだめカンタービレ

のだめカンタービレ。過去読んだ中で最高のマンガかもしれない。自分はあまりマンガを読みませんが、これは本当におもしろかった。実に多くの影響を受けました。

何年も前から、おもしろいよとか、テレビでやってるとか聞いていましたが、正直あまり絵のタッチが好きではなく、避けていました。ところが偶然のだめカンタービレの1巻を手にして、読んでみて、衝撃が走りました。こんなすごいものを自分はなぜいままでスルーしていたんだ、と。いまではあの絵が好きでたまりません。

のだめカンタービレとは

今更必要ないかもしれませんが、あらすじを Wikipedia から引用。

ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指すエリート音大学生・千秋真一は、生まれ育ったヨーロッパに(胴体着陸の恐怖体験により)重度の飛行機恐怖症である為に行くことが出来ず(海で溺れたことがあり、船にも乗れない)将来に行き詰まりを感じて思い悩む日々を送っていた。担任の教授の教育方針に反発し口論の末に決別、別れた彼女にもつれなくされて自暴自棄になっていた。
ある日、千秋は酔っ払って自宅の前で眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。彼女の名前は野田恵(通称・のだめ)で、なんと千秋と同じマンションの隣の部屋に住み、同じ音大のピアノ科に在籍していたのだった。入浴は1日おき、シャンプーは3日おきというのだめだったものの、千秋はのだめの中に秘められた天賦の才を敏感に感じ取る。そしてのだめもまた、千秋の外見と音楽の才能に憧れて彼に纏わり付くようになる。この出会い以来、千秋はのだめの才能を引き出すべく、何だかんだと彼女に関わるようになる。
将来に行き詰まりを感じていたため無愛想だったが、本来は面倒見が良い性格の千秋は、のだめとの出会いを機に彼女の存在が潤滑油となり、音大の変人たちに出会い、懐かれ、順調に道を踏み外しながらも音楽の楽しさを思い出し、新しい音楽の世界と指揮者への道を一歩一歩切り拓き始める。また、千秋の存在によりのだめもより高い技術を得るための指導者や、環境に出会う機会を得て、それぞれが成長していく。

溢れ出すインテリジェンス

楽曲や作曲者の背景や意図、音楽的な理論、楽器の知識。そいういう専門分野のトップレベルの人たちがやり取りする様子は、見ていて単純に楽しい。刺激が心地よい。のだめカンタービレを見て、おもわず自分音楽史を作り始めてしまいました。中学生時代からずっと聴き続けていたけど、まだ敷居の高かったクラシック音楽。ようやく背景も含めて楽しめるようになってきました。

のだめカンタービレの良いところは、マンガが終わっても楽しみが終わらないところ。読み終わった後、登場した音楽を聞き、その歴史的背景を知り、さらに深いレベルで楽しむ。絵画、小説、歴史。音楽をきっかけに広がる道は広く、しばらく戻ってこれそうにありません。

千秋に重ねる想い

のだめカンタービレを読んで、そうか、自分がやっていることは指揮なんだと気づきました。千秋の目指す、楽器もプロのレベルで演奏できる指揮者というのは、自分の理想とする方向です。

そもそも、Web スタートアップ自体が、オーケストラのようなものです。いろんな楽器があって、それぞれに意味がある。演奏する曲に合わせて、必要な楽器とそれを演奏できる最高の演奏者を選び、何度も練習を重ねて同じ音を奏でる。そして観客からのブラボーの声を聞き、また上を目指す。

作品の序盤で千秋は、日本を出ることができない自分に苛立ち、焦ります。自分が求めるレベルで戦いたのならば、ここにいてはダメだ。本場に行くしか無い。でもそれができない、やらない自分がいる。悪いのは自分だとわかっているし、やるべきこともわかっている。なのに前に進めないもどかしさ。
そこから千秋が這い上がる様に、気付かされたことがあります。

実現したいと願うだけでは叶わない

千秋の姿勢だけではありません。おなじく成長していくのだめからも、同じことを気付かされました。それは、実現したいと願うだけでは叶わない、ということ。たとえ何か行動を始めたとしても。

フランス語を話せるようになりたい、ピアノを弾けるようになりたい、試験に合格したい。それは単なる希望であり、そのままでは一生達成できない目標で終わります。なぜならモチベーションのレベルが低すぎるから。

千秋は言いました。指揮者になりたい、と。ですが彼が指揮者になるために動くことができたのは、別の理由が、もっと深い階層にあったからです。

そしてのだめがピアノを弾く理由

のだめがピアノを弾く理由もまた、同じことが言えます。もっと上を目指すべきだと周囲の期待が高まろうが、本人がただ上手になりたいと願おうが、それだけでは上達しません。空回りが続くだけです。

では、のだめはどうやって目標を実現できるようになっていくのか。

人の心は複雑そうで、単純です。ごはんを食べたいと願わなくても、そこに食べ物があれば食べます。目標へのアプローチも、それと同じです。

のだめや千秋に気付かされたのは、本能で求めるレベルの動機に出会った時、人の脳は、体は、自動的に目標を達成するということ。あれがやりたい、こんな風になりたい。それではモチベーションとして弱い。本能レベルで求めているその他の快楽のために、貴重なリソースが奪われる事になります。

人間の本能を前に、計算など通用しません。のだめの場合は、ただただ大好きな千秋に追いつきたいがために、コンチェルトをやりたいがために、本能でピアノを弾きまくります。千秋への想いという個人的な感情、本能的な欲求が歩みを進めました。千秋のラフマニノフを見た後ののだめなど、その究極の状態だと思います。寝食を忘れ、狂ったようにピアノを弾く様は、目標実現へ向けた究極の状態だと思います。

要は達成しなければ死んだ方がマシと思えるかどうか

通常、ほとんどのことに人はそこまで心を動かされません。死ぬ方が嫌です。ですが、もし達成しなければ死んだ方がマシだと思えることに出会ったとしたら、その目標は達成できるでしょう。
この感情、本能などコントロールできるものではありません。しかし、自分が進む方向、やりたいこと、やるべきこと、求められていること。それらすべてが本能とシンクロしない限り、爆発的な前進はありえないのです。

いまの自分がやるべきことはただ1つ。よりワガママに、より強く、自分の本能が求める欲求をぶちまけること。それが時代に求められているのならば、道は開ける。

のだめカンタービレは、自分にそんな大切なことを気づかせてくれました。最高のマンガです。

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戦争の正体と経営の目的

War

よく経営と戦争は似ていると聞きます。そのため戦略、戦術といった同じ用語を使うのだとか、名経営者は過去の戦史に多くを学ぶために歴史に残る戦争の背景や戦略の詳細を学んでいるとか。自分もそういう経営者を知っているし、直接言われたこともあります。

ですが、自分はこの感覚に長い間違和感がありました。戦争と経営の共通点をいまいち実感として持てなかったのです。ですが積極的にその感覚のズレを埋める行動はしませんでした。いつかこのズレが埋まるときが来るのを待つことにしていたのです。

ところが最近、ようやくその共通点が見えてきました。きっかけのひとつとなったのは、少し前にであったこのエントリー。

軍事的観点から見ても国際人道法の尊重は合理的なものである。市民の大量殺戮、投降した軍隊の殺戮、捕虜の拷問などの行為が軍事的勝利につながったことはいまだかつて一度もない。…国際人道法上の考えを尊重することは、資源の合理的な利用にもとづいた、近代的戦略の一環なのである。
国際人道法 ― 戦争にもルールがある, 小池 政行, P.90 – P.91

このように軍事的にも合理的でなければ、国々はルールなど無視します。なぜなら戦争の勝敗には国家の興亡、国民の命がかかっているからです。殺すか殺されるかというときに「そんなことは非道だからダメだ」といっても、聞き入れられるわけがありません。不戦条約が成立した後に第二次世界大戦が起こってしまったように、こと戦争となれば、邪魔なルールは無視されます。

だから必要なのは、戦争の遂行を過度に邪魔せず、むしろある意味では促進すらしつつ、同時に人命を可能な限り救うルールです。国際人道法を守ることが、国家戦略においても合理的だ、とみなされる状況をつくることです。

この部分から、戦争の正体を垣間見ることができます。

戦争の目的

意味もなく戦争をするほど人類は暇ではありませんでした。リスクをおかして何かを得ようとする時には、必ずそれ相応の目的があるものです。

戦争とひとくちに言ってもその形態や定義は様々で、何事も簡略化はできません。ですがあえて戦争の目的を単純化すれば、それは国益をもたらすことです。もっと言うと、自分たちが儲かること。自分が儲かること。究極の目的はそこです。そのために他国を侵略し、奪うことが必要だったら、それを実行した。それを歴史が教えてくれます。

戦争の変化

戦争は常に変化しています。人間が人間になる前から、争いは絶えなかったことでしょう。だからいま急激に何かが変わったということはありませんが、少なくとも堂々と他国武器を持って攻め込む戦争は減少し、その戦争にもルールが整えられつつあります。

時代が変わり、経済の仕組みが変わり、他国を侵略するよりも共存を目指す方が、自国が、自分が儲かるようになった。だから武器をとって攻め込む意外の方法で、いまも利益を求めた戦争は続いています。それが、国家の経済政策であったり、企業経営だと自分は思います。

殺し合いがダメだとか奪うことはいけないとか、そんなことは客観的な立場の人間に言えることであって、自国の、自分の利益が目の前に転がっている状況では、どんな残忍な行為も正当化されるのが人間の脳であり、人類が他の動物を抑えてここまで地球を支配するに至った原動力です。それを否定するよりも、より人道的で、参加者全員が利益を享受できる戦争のやり方にシフトすることが重要です。

インターネットは、その大いなる役割を担うものだと思います。

情報化社会における戦争勝利へのカギ

情報化社会の良い点として自分が感じることは、ありえない不公平を未然に防げる可能性が上昇したことだと思います。自分も祖父から戦争の体験を聞いたことは何度もありますが、そこに自分たちの利益を考えた形跡など全くありませんでした。要するに、一般的な戦争においては自分の利益を考えるごく一部の権力を持った人と、その権力によって動かされた多くの人という構図が存在したことになります。多くの人にとっては得られる利益など、小さいものです。

この不公平を未然に防ぐことができるのが、情報化社会だと考えます。誰かがみんなの目を盗んで利益を独り占めしようとした、ずるいのでみんなで制裁。誰かが自分の利益のためにみんなを巻き込んで利益を得ようとした、ずるいので協力しません。

このような社会では、いかに参加者全員の利益を最大化し、多くの人を巻き込めるかが非常に大きな意義を持ちます。

価値観の多様化する現代において利益の定義は様々です。要は、極度の個人的な動機で動くことがひいてはその個人が属する組織全体に利益をもたらす。この構図を機能させられる組織を作ることが、勝利へのカギとなります。

難しいことですが、挑戦する価値のある事だと思います。

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