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セキュリティー重視の新たなビットコインウォレットサービス

安全なウォレットを売りにするサービスとしては、先日 Xapo を取り上げました。同じく安全性を売りにする新たなビットコインウォレットサービスが登場です。
GreenAddress.it というこの新しいビットコインウォレットサービスは、いくつかの特徴を備えています。

  • 送金金額の上限設定が可能
  • 閲覧専用モードがある
  • ソーシャルメディアと連携した送金オプションがある

送金金額の上限とは、特定の期間内にウォレットから持ち出せる金額の上限です。その設定を使うことにより、予期せぬビットコインの大量流出を未然に防ぐことができます。不正に送金されてしまうような状況になること自体がすでに大問題なわけですが、損失を最小に抑えることはできるということです。
閲覧専用モードとは、送金ができない、残高確認だけのためのモードです。余計なリスクをとらないために、可能な限り送金処理が実行できる状態を避けるべきだという思想でつくられています。入金されたかどうかの確認だけなら、送金機能は使えないほうが安全ですね。
ソーシャルメディアと連携した送金オプションとは、つまり長いウォレット ID を使わないでも、Twitter ID や Facebook のアカウントをキーにして送金ができるという機能です。この記事を執筆している時点で Twitter は対応待ちになっていましたが、Facebook は使えました。送金相手側のソーシャルメディアアカウントとウォレットが紐付けができていないと意味が無いのですが、このアイデアには期待が持てます。匿名性を必要としない決済においては、便利な手段となりそうです。
より詳しい紹介動画はこちらです。

Xapo は、貯蓄用の地下金庫という立ち位置です。GreenAddress.it はよりアクティブに使うシチュエーションを想定されたウォレットです。アクティブであっても、セキュアーにするという難しい問題を取り扱っています。今後の発展も期待できるウォレットサービスです。

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Heartbleed セキュリティーアップデート! ビットコインニュース #65


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ホリエモンによるビットコインの解説

ホリエモンチャンネルで取り上げられていたので紹介します。動画ではビットコインについての説明がされています。短く編集してあるために説明がなんだか雑に聞こえますが、短時間でよくまとまっています。(ビットコインの説明をしたことがある人なら、難しさがわかると思います。)

  • 基本的に子供銀行券と一緒
  • みんなが信用しているから成り立っている
  • セキュリティーが重要

核心をついた指摘ですね。

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顧客情報流出か!? ★ ビットコインニュース #60


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Mt. Gox(マウントゴックス)がさらに 670,000 ビットコインを発見!?

これが事実であれば、事態は大きく動きます。


Eren Canarslan 氏が Twitter に投稿した情報によれば、マウントゴックスは先日発表された 200,000 ビットコインに続き、670,000 ビットコインを新たに発見したということです。消失したはずのビットコインがなぜ見つかったのか、そもそもこの情報が真実なのか、いまのところはっきりしたことはわかりません。
事実だとすれば、現段階の市場価格で400億円近い金額が見つかった事になります。
39 510 000 000 JPY · Preev
ビットコインのすべての取引は記録されるため、仮に盗まれてもある程度までは追うことが可能です。その特徴が良い方向に機能したのならば、実際にマウントゴックスが盗まれたビットコインを取り戻したということも考えられます。そしてもし本当に取り戻すことができたのならば、この一連の出来事はビットコインの信頼性を高める上で良い事例となることでしょう。
真実か、それとも間違った情報なのか、まずはその結果を待つことが必要です。マウントゴックスからの公式発表を期待しましょう。

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ビットコインウォレットの Xapo が $20M を調達

セキュリティーに対して本気で取り組むウォレットサービスが登場しました。いまのビットコインに必要なものをよく理解しているサービスです。

さっそくアカウントを作ってみたところ、通常のビットコインウォレット以外に、よりセキュアーな Vault という金庫に相当するウォレットを保有できました。一定の手数料を支払うことによって利用できる、銀行の貸し金庫のようなサービスです。
Vault
金額の大きいビットコイン資産を安全に保有できる場所はあまり無いので、Xapo には一定の需要があると考えます。そしてその需要は、今後ビットコインの利用が増えた際には、大きく伸びることが予想されます。
Xapo はまた、$20M の資金調達を行ったことでも大きくニュースとして取り上げられています。初期段階での $20M という規模の調達はインパクトが大きいです。Coindesk の記事に、参加している VC も含めて詳細が書かれています。

California-based bitcoin security company Xapo has raised $20m as part of an initial round of fundraising led by Benchmark, Fortress Investment Group and Ribbit Capital.

CrunchBase によると、先行する Coinbase の現在の調達総額は $31.7M となっています。ビットコインのウォレット系サービスが盛り上がってきました。
この件は、本日の動画ニュースでも解説していますので、あわせてご覧ください。