今まで自分は、割と常識があって、色々と要所では空気を読めているし、全体像を見通せていると考えていました。思い込んでいました。けど、もしかしたらそれは間違いだったかもしれないという出来事がありました。思い込みとは恐ろしいものです。
思い込みどころか、事実として、僕は世の中が全く見えていなかったのかもしれません。それはいまもそうで、見えていないのかもしれません。
アスペルガー症候群的な話で、人との関係性にといて、他者の感情や考えが読み通せないというのは自覚してはいました。だから気をつけているつもりだったし、できるだけ感覚に頼らず、経験を糧にして推測を働かせ、読み解く努力をしてきたつもりでした。
ところが、先日行った YouTube Live の事前アンケートで、数字として出てしまいました。配信前に、4つほどのテーマを挙げており、そのどれを話すのかについて、配信パートナーの佐々木さんにアンケートを取ってもらったのです。すると、1番熱量もあって、話したくて話したくてウズウズしていたテーマが、なんと支持率1%だったのです。もっと言えば、おそらくこうであろうと思っていたランキングは完全に逆転していました。
いかに自分の感性がずれているかを思い知った瞬間でした。
それは、本当に恐ろしいことに気づいてしまった数時間でした。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。なんか、見落としていたというか、見ないようにしてきた重要な事に触れました。そう、自分の感覚は、全くずれてしまっていたのです。徐々にずれたとかではなく、最初から外れた場所にあって、一度も混じり合ったことが無いのでしょう。だから、正解もわからないし想像もつかないのです。
逆に振り切って、これまで語ってこなかったビットコイン価格とか、上がる仮想通貨とか、そんなことを熱心に伝えた方が、本当は世のため人のためだったんじゃないかと考え込んでいます。
自分の感性、感覚はどこまでも疑うべきとわかりました。そうすることが良いかはまだわかりません。ずれたままの感性でも突き進むべきことがあるでしょうし、ずれているからできることだってあると思います。しかしながら、多くの人に届ける視点で考えれば、アウトプットされるものはできる限り多くの人が求めるものであるべきです。
自分の感覚を急に変更することはできないので、そこはチームとして、アウトプットの制度を高めていくことが必要です。あるいは、パッケージを変えて、もっと手にとってもらえるように整える必要があります。
これは始まったばかりの挑戦です。ゼロスタートは逆にやり甲斐があります。どこまでいけるか、がんばってみます。