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雑記

睡眠の特性

睡眠とは面白いもので、人それぞれにスタイルがあります。体の特性や生活のリズム、その基幹にある環境によって、実に多種多様であることが伺えます。でも何故か、人はたくさん寝た方が良いとか、この時間に寝るべきとか、そういった共通で信じられた考え方ようなものは存在しています。

科学的検証に基づいたものもいくつかあり、それらが正しい情報である事には疑いないのですが、中には迷信めいた決めつけもたくさん存在しています。
だからこそ、多少のイレギュラーを含む情報は発信した方が良いのかもしれないと思い、自分自身の睡眠感覚について記します。

僕にとっての睡魔とは不思議なもので、適度なものが存在しません。ゼロイチの世界なのです。

まず、基本的に眠たくありません。そのため、眠る時間を意図的に決めなければ、眠れないのです。よほど疲れていない限り、昼間に眠たくなるとかそういうのはなくて、放っておけば寝ないで朝まで活動をしてしまいます。
特にエンジンがかかった状態の時は要注意で、外的な刺激がなければ、自分でわかってはいても行動を止められないので、寝るチャンスを失います。寝ないで作業するというのは非効率につながるのでやめたいのですが、止めるための仕組みを得るまでは難しい事でした。

逆に、寝る時は急に寝てしまいます。寝付けない、なんてことはなくて、寝るモードに入れば入眠はすぐです。何年も毎日センサーで計測をしていますが、数分で寝ているようです。
ここでも、眠たくなることはなくて、元気な所から急に寝落ちする形です。つまりは意図的に寝るモードにすれば、睡眠は割とコントロールできることになります。

問題なのは、あまり寝なくても影響が少ないと感じてしまうことです。生産性は下がっているはずですが、本人は元気だし眠たくないし、だったら短時間睡眠で良いかと考えがちです。
さまざまな影響に鈍感なだけである可能性の方が高いため、素直に決めた時間に眠ることが対策として必要です。

ちなみに、あまり寝ないのかと言われれば、逆にめちゃくちゃ寝ることもできます。起きようとしていなければ、何時間でも寝られます。疲れているとわかっている時や、急ぎの予定がない時は、思い切って回復のための行為としてまとめて長時間寝ることもあります。理想は毎日一定のリズムを刻むことですが、体調によっては回復に集中することも大切です。

このような特徴がある前提で気になる点を挙げれば、たまにやってくる眠気を感じる時の感覚です。
僕の場合、眠たい状態というのは、明らかに体調に異変を伴います。少し眠たいから横になるねという感じではなく、急激に頭痛と吐き気がやってきて、これ以上目を開けていられない、何かを見ていられない状態になります。次に、バランスを維持できなくなり、椅子に座ることが困難になります。一刻も早く横にならなければ、嘔吐しそうになります。眠たい時に、一番使う言葉は、吐きそう、です。そしてそんな時は、足元の床でもなんでもいいからとりあえず横になり、即入眠です。

そんなイレギュラーを避けて出来る限り安定的にパフォーマンスを出せるように、僕の毎日のルーチンタスクリストの最後には、ベットに移動する、というのが入っています。

「睡眠の特性」への1件の返信

[…] 今もそうですが、床で寝ることは毎週のようにあります。睡眠の性質の記事でも述べたとおり寝落ちに近い時にそれがよく起こりますが、正直床で寝ることが好きでもあります。かつて子供の頃にテレビで見た Netspace 社のメンバーが床で寝る姿に憧れたことで美化されているのも事実ですが、大変によく眠れて快適です。起業した直後は、意図的に深い睡眠を避けるために床に寝ていたほどですが、どこで寝ても睡眠は深いので違いはありませんでした。 […]

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