Twitter ID @MagicalTux でおなじみ、経営破綻した当時世界最大のビットコイン取引所 Mt.Gox(マウントゴックス)の CEO、Mark Karpeles 氏に対し、警視庁が立件する方針を固めたと報じられました。
Mark Karpeles 氏の容疑
存在しないビットコインを水増しした疑いでの、私電磁的記録不正作出・同供用容疑とのことです。他にも、業務上横領容疑についても捜査が進んでいるようです。
つまり、盗まれたのではなく、そもそも存在しないビットコインをやりくりしていた可能性が指摘されています。
ビットコインは盗まれたのか?はじめから無かったのか?
マウントゴックスが保有していたビットコインの総量については、様々な調査が行われています。
「Mt. Goxはいつビットコインを失ったのか?」という記事も、あわせてご覧ください。すべてが盗まれたという当初の発表は、事実と異なる可能性があります。
今回の容疑に関しても、すべてが盗まれたとする情報とは食い違いいます。盗まれたのではなく、大半が存在しない、仮想の仮想通貨だったことになります。
いずれにせよ、立件されて捜査が進めば、事実が明らかになると期待したいと思います。