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Mt. Gox の再建(リブランド)計画は事実であると本人が発言

Mt. Gox 消滅問題に関する続報です。
Mt. Gox CEO の Mark Karpeles 本人が、チャットで発言した内容が発表されています。取り上げているのは、こちらの記事です。
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要点をまとめると、次のようになります。

  • 再建(リブランド)計画は事実である
  • ただし流出したものはドラフト版なので正確なものではない
  • 問題を放棄してはいない

印象的な部分を引用します。

Karpeles: we haven’t given up

問題への対応を続けるのかという会話で、「我々は諦めていない」と明言しています。

Karpeles: The pressure we got from banks and governments make things very hard

また、銀行や政府からの圧力により、状況の改善が難しくなっているとも発言しています。

Karpeles: Well, technically speaking it’s not “lost” just yet, just temporarily unavailable

今回の件で個人的に損失を出したかという問いに対しては、「損失ではなく、一時的に手にできていないだけ」と発言しています。これは Mt. Gox の顧客がこの数ヶ月の間実体験として知っていることでしたが、運営側もそのような理解のようです。
早く手にできるようにしてよという世界中からの問い合わせには応じずに逃避しているようにもとることができますが、問題解決を諦めずに続けているのであれば最後までやりとげてもらいたいものです。すでに Mt. Gox 単体の問題を越えて、Bitcoin 全体の問題に発展しています。

徐々に明るみになる背景ですが、まだまだ先行きは不透明なままです。Mt. Gox 経営陣が逃げたという情報、再建を目指しているとう今回のようなニュース、あるいは救世主が現れて買収されるのではないかという噂など、様々な憶測が飛び交っています。
自体の早期解決のためにも、一刻も早く Mt. Gox としての正式なアナウンスをしてもらいたいものです。
ちなみに、CoinDesk では、補足として以下の写真と Karpeles CEO のコメントを掲載しています。

At home, with my cat being a pain sleeping on the keyboard.

Karpeles CEO が逃げずに自宅にいるという証拠の写真だそうです。

昔、Twitter が落ちた時には猫の写真が出ていましたが、今回はしゃれにならないタイプの落ち方なので、誰もこの写真では癒やされません。
今後、集団訴訟のような方向に向かう可能性も否定できませんので、慎重に情報を集め、掲載していきます。

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