Mt.Gox(マウントゴックス)が引き出し停止を発表する前に、大量のビットコインが売られているという指摘が出ました。問題の画像がこちら。
1時間以内という短時間に大量のビットコインが売られ、その数時間後に Mt.Gox の発表があったと指摘されています。発表前に大幅に価格が下がっていることから、このような疑いが向けられた模様です。
仮にこの指摘が事実でインサイダー取引が行われていたとしても、これはモラルの問題になってしまいます。ビットコインには規制が追い付いていないため、自由な文化があります。しかしそれは、お互いの信用の上に成り立つものでした。
また、規制が無いということは、保護も存在しないということです。このような問題が発生しても、それを守る組織も存在しません。
Mt.Gox を取り巻く一連の出来事は、ビットコインの良さとリスクが顕著に現れた事例となっています。