Serif 系フォントがやたら美しく見えてきた
エディターはもちろん、各種アプリケーションで使うフォントは自分の気にいったものに変更して使っています。1日のほとんどの時間、文字を見たり書いたりしているので、少しでも気分の良くなるフォントを使いたいからです。
とはいってもそれほどこだわりがあるわけではなく、標準でインストールされているフォントの中から選ぶ程度です。特に Mac では、意識しなくても美しいフォントの環境が整っているが嬉しいところです。
一時期、自分は Sans-Serif 系フォントにはまっていました。なんでもかんでも Sans-Serif 系にして、喜んでいました。
ところが2010年ぐらいから、やたら Serif 系がかっこ良く見えてきました。
確信はありませんが、これはおそくら自分が Kindle や iBooks 等で電子書籍を読むようになったことが原因だと思います。電子書籍を読むときはフォントを選んだり、大きさを調整したりするため、自然とフォントそのものにも注意が向きました。
加えてブロブ等も Instapaper を使って読書のようなスタイルで読むようになり、フォントを変更するのがあたりまえになっていきました。Serif 系フォントをロゴに使うスタートアップや、フォントにこだわった Web サイトが増えてきたのも影響していると思います。
というわけで、普段はヒラギノ明朝フォントを愛用しています。
等幅フォントはどうする?
主な読み書きはヒラギノ明朝フォントで良いのですが、時々等幅フォントが必要になるシーンがあります。自分の場合であれば、Markdown を使って整形をしながら文章を書いている時です。等幅フォントを使わないと、インデントが崩れたりして非常に見づらくなります。
Mac で日本語の等幅フォントといえば、Osaka フォントで決まり、と言いたいのですが、英文や記号などの1バイト文字が混ざるとずれたりする。そしてちょっと見にくい。不満を持ちながらも放置していたのですが、重い腰を上げて調べてみると意外と簡単に良い等幅フォントが見つかりました。
Mac で使える日本語の等幅フォントは M+ と IPA の合成フォントで決まり
これが、そのフォントです。
フリーで入手でき、見やすく美しく、ちゃんと等幅で表示されます。すばらしい!
いまこの記事をかきながら、古い Mac のロゴの写真をとってヘッダー画像としてアップしました。どうですか、美しいでしょ?w